ラウラウ
ラウラウ(Laulau)は、タロイモとティの葉で包まれた蒸し焼き料理で、ハワイの郷土料理である。
タロイモの葉の中央に肉(豚肉や鶏肉など)や魚の小片を乗せ、葉の端を葉の中に折り込んで、その上からティの葉で包む。伝統的にはさらにバナナの葉で包まれ、イムと呼ばれる地中のオーブンで、熱い石と一緒に地中に埋めて調理される。
近年では普通のオーブンで作られ、ライスやマカロニサラダとともにプレートランチとして提供されることが多い。
ポリネシアのよく似た料理として、牛肉を用いたトンガの"lapulu"や、魚、ウナギ、エビ等を用いたサモアの"palusami"、"fai'ai"等がある。
参考文献[編集]
- Laudan, Rachel (1996). The Food of Paradise: Exploring Hawaii's Culinary Heritage. Seattle: University of Hawaii Press. ISBN 0824817788 .
外部リンク[編集]
- Kam, Nadine. “Honolulu Star-Bulletin Features”. starbulletin.com. 2008年6月16日閲覧。