ライク・ア・ローリングストーン (栗本薫)

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ライク・ア・ローリングストーン』は、栗本薫風俗小説短編集。

概要[編集]

「別冊文藝春秋」誌に掲載された風俗小説3編を収録した短編集。1983年5月に文藝春秋より発行された。のち、1986年8月に文春文庫版が発行された。

栗本が10代後半から20代前半を過ごした1970年代の匂いを、1980年代初頭に振り返って描いた作品集であり、3編ともに実在のモデルがいるという。ことに表題作「ライク・ア・ローリングストーン」は、作者の実体験に基づいた作品であり、本作のエピソードの70%は実話であるという。

書誌[編集]

収録作品[編集]

  1. ライク・ア・ローリングストーン
    初出:『別冊文藝春秋』1981(154号)
  2. One Night ララバイに背を向けて
    初出:『別冊文藝春秋』1982(158号)
  3. ナイトアンドデイ
    初出:『別冊文藝春秋』1982(161号)