クラウド・サーフィング
(モッシュダイブから転送)
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クラウド・サーフィング (crowd surfing) とは、主にロックコンサートにおいて、体を支えられた人間が他の観客の頭上を泳ぐように移動する行為である。
概要[編集]

ロック・フェスティバルにおけるクラウド・サーフィングの光景
クラウド・サーフィングを行う者(クラウド・サーファー)は自分の身体を他の観客に委ね、これに協力する者は手で支えつつステージ方向に押し出すことで自分の頭上を通過させる。前提としてある程度、人が密集している必要があるので、ステージ付近で行われることが多い。
モッシュと同様に、ライヴ中に興奮した一部の観客によって自然発生的に行われる。危険を伴う行為であるため、公演によっては禁止され[1]、開演前にその旨のアナウンスが行われる。海外のライヴにおいてはクラウド・サーフィングが原因と見られる事故による死者も出ており[2]、禁止を強化する動きもある[3]。ライブ中にクラウド・サーフィングを行った観客に対しミュージシャンが注意を行った例も存在する[4]。また、2019年末から発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって多くのライブハウスでモッシュと併せて全面的に禁止としている[5]。
なお、日本においては「クラウドサーフィング」という意味で「ダイブ」という単語が使われることがあるが、これは誤りである[6]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ http://www.loudpark.com/10/guide/faq.html#q12
- ^ http://www.barks.jp/news/?id=1000034478&m=all
- ^ ダイブ等の危険行為を固く禁止しています。危険行為を行なった参加者には退場等の厳重な措置を取らせていただきますので、ご了承下さい。
- ^ eastern youth | 鹿児島 WALK INN FES! 2019 | 2019.05.18 | LIM PRESS
- ^ 見えぬ再開後の収益モデル「コロナ禍は未知の厳しさ」 震災乗り越えたライブハウスも生き残り模索|まいどなニュース
- ^ http://www.pizzaofdeath.com/i/kenc/65/65-1.html