メディケイド

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メディケイド(Medicaid)は、アメリカ合衆国の公的医療保険制度の一つ。もう一つの公的医療保険制度であるメディケアとともに1965年に創設。

概要[編集]

アメリカの医療保険制度は、基本的に個人が民間企業の保険に加入して、必要な場合に医療費を給付してもらう制度となっている。メディケイドは、この民間の医療保険に加入できない低所得者・身体障害者に対して用意された公的医療制度である。メディケイドに要する費用は、州と連邦政府(アメリカ公衆衛生局)が共同負担(1995年現在で1,520億ドル)するが、運営自体は州に任されているため、内容は州により異なる[1]

米国の医療支出におけるメディケイド(GDP割合)。米国議会予算局より[2]

負担の増大と変化[編集]

各州の2014年メディケイド伸び費
  増加傾向
  増加傾向ではない
  議論中

民間保険会社の寡占化、医療技術の高度化は保険料率を高め、結果的にメディケイドの対象となる患者数は増加している。1990年代には全人口の10%前半だった対象者数は、2000年代には20%(4,300万人)に達するなど増加傾向を見せている[3]。連邦政府は、長年の間、負担の軽減策を課題としてきたが、2010年にオバマ政権が国民皆保険制度の導入も決定していることから、将来的に制度として消滅もしくは統廃合される可能性がある。


関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ http://www.eisai.co.jp/ir/individual/word/word_ma03.html メディケイド(エーザイ用語集)
  2. ^ The Long-Term Outlook for Health Care Spending. Figure 2. Congressional Budget Office.
  3. ^ アメリカの医療制度の概要(杏文学園ホームページ)

外部リンク[編集]