マラティヤ・ウル・モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マラティヤ・ウル・モスク
Malatya Ulu Camii
基本情報
所在地 トルコの旗 トルコマラティヤ
宗教 イスラム教
建設
形式 モスク
完成 13世紀前半
建築物
横幅 50 m
奥行 33 m
テンプレートを表示

マラティヤ・ウル・モスクトルコ語: Malatya Ulu Camii)は、トルコのマラティヤにあるモスク。13世紀前半にセルジューク朝によって建設された。

歴史[編集]

マラティヤ・ウル・モスクは13世紀前半にセルジューク朝によって建設された[1]

建設[編集]

マラティヤ・ウル・モスクは長さが50メートル、幅が33メートルの縦長の構造をしている[1]。中央には長さ15メートル、幅が11メートルの中庭が設けられており、その一辺にイーワーンが設けられている[1]。イーワーンがあることや、レンガに装飾が施されていることなどイランの建築文化の影響を受けている[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 山下 2008, p. 114.
  2. ^ 山下 2008, pp. 114–115.

参考文献[編集]

  • 山下王世「トルコのモスク」『トルコとは何か』藤原書店、2008年、112-125頁。ISBN 978-4-89434-626-0 

座標: 北緯38度25分14秒 東経38度22分00秒 / 北緯38.4205度 東経38.3668度 / 38.4205; 38.3668