マナート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マナート (Manāt)は、イスラム教以前のいわゆるジャーヒリーヤ時代にアラビア半島で崇拝されていた女神

アッラートアル・ウッザーと共に至高神アッラーフの三人の娘の一人で、運命、特に死を司る女神とされた。また、家の守護神としても崇められていた。クダイトには彼女の主神殿があり、黒色石が依代として祀られていた。

関連項目[編集]