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マックス・フライ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マックス・フライ
Max Frey
生誕 1874年4月16日
ミュールブルク(Mühlburg)
死没 1944年3月11日
バート・ハルツブルク(Bad Harzburg)
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マックス・フライ(Max Frey、1874年4月16日1944年3月11日)はドイツの画家、イラストレーターである。ドレスデンの王立美術アカデミーの教授などを務めた。「象徴主義[1]、「新即物主義マジックリアリズム)」といった美術のムーヴメントに関連する画家である。

略歴

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バーデン=ヴュルテンベルク州のミュールブルク(Mühlburg)の商人の家に生まれた。カールスルーエの工芸学校で学び、短期間ベルリンで働いた後、1893年からカールスルーエの美術アカデミーでフェルディナント・ケラーグスタフ・シェーンレーバーレオポルト・フォン・カルクロイトに学んだ。

1904年にフランクフルトに移り、実業家の娘と結婚し、フランクフルトに住んだ後、1906年からドレスデンに移った。1907年にドレスデンの王立美術アカデミーでグラフィックデザインを教え始めた。フライが教えた学生には、木製の人形を制作する工房、ヴェント&キューン(Wendt & Kühn)を創業するマルガレーテ・ヴェント(Margarete Wendt)とマルガレーテ・キューン(Margarete Kühn)もいる。1910年に教授の称号を得た[2]。学生にはハンス・グリュンディッヒ(Hans Grundig)やヴィリー・ヴォルフ(Willy Wolff)、オスカー・ケーエン(Oscar Cahén)[3]らもいた。

1910年にドイツ芸術家協会(Deutscher Künstlerbund)の会員になり[4] 、1910年にはヨハン・ヴァルター=クラウ(Johann Walter-Kurau)、ヨーゼフ・ゴラー(Josef Goller)、ゲオルク・ヤーン(Georg Jahn)、ゲオルク・リューリッヒ(Georg Lührig)といった画家たちと美術グループ「Grün-Weiß」を結成し、展覧会のポスターを制作した。

第一次世界大戦に徴兵された期間を除いて、1934年まではドレスデンのアカデミーで働き、1937年にニーダーザクセン州のバート・ハルツブルク(Bad Harzburg)に移った。1838年に離婚し、翌年、学生だった女性と再婚した。晩年をバート・ハルツブルクで暮らしそこで亡くなった。

作品

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油絵

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グラフィックアート

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脚注

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  1. ^ Max Frey: Träumender (Dreaming), 1930, oil on plywood”. symbolismus.com. Jack Daulton Collection. 16 December 2015閲覧。
  2. ^ Kleine Kunstnachrichten. In: Die Kunst : Monatsheft für freie und angewandte Kunst, 13 (1910) 22, pp. 488 (full text online)
  3. ^ Jaleen Grove: Oscar Cahén. Life and Work. Art Canada Institute, Toronto, (2015) pp. 5, ISBN 978-1-4871-0067-4 (full text online)
  4. ^ Regular members of the Deutscher Künstlerbund”. Deutscher Künstlerbund. 4 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。16 December 2015閲覧。

参考文献

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  • Holger Schlegel: Die vergessene Welt des Malers Max Frey. In: Goslarsche Zeitung. Ausgabe Bad Harzburg, 231 (2015) No. 171, pp. 18 (full text online).
  • Gernot Klatte: Frey, Max. In: Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL), 44 (2005) pp. 521, ISBN 3-598-22784-1
  • Joseph August Beringer: Frey, Max. In: Ulrich Thieme, Felix Becker: Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart, 12 (1916) pp. 442
  • Joseph August Beringer: Badische Malerei im neunzehnten Jahrhundert (1913) pp. 128–129
  • Friedrich Jansa: Frey, Max Adolf Peter. In: Deutsche Bildende Künstler in Wort und Bild (1912) pp. 169