ペルセポリス (漫画)
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『ペルセポリス』(Persepolis)は、マルジャン・サトラピによる漫画(バンド・デシネ)作品。
概要
[編集]1970年から1990年のイランで育った自身の半生を漫画化した作品。特に、1979年に起こったイスラム革命(イラン革命)以降の自身の体験を描いている。
12か国語に翻訳され、30か国以上で出版されたベストセラー作品で。ニューヨーク・タイムズが選ぶ注目すべき本に選ばれたほか、2004年には優秀な外国語の本のアメリカ版に贈られるハーベイ賞を受賞。また、米国図書館協会のアレックス賞を受賞した。
2007年には著者自身が監督を務め、キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴらが声優を担当してアニメーション映画化された。
→映画に関する詳細については「ペルセポリス (映画)」を参照
書籍情報
[編集]現在、著者はフランス在住であり、元々はフランスで全4巻で出版された。日本では全2巻にまとめられ、園田恵子の翻訳で、バジリコより刊行されている。両巻とも、2005年6月28日に初版が発行され、重版されている。
- ペルセポリス - イランの少女 マルジ(ISBN 4-901784-65-X)
- ペルセポリス - マルジ、故郷へ帰る(ISBN 4-901784-66-8)