ベロ・モンテ水力発電ダム群

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ベロ・モンテ水力発電ダム群
正式名称 Complexo Hidrelétrico Belo Monte
所在地 ブラジルパラー州
座標 南緯3度17分 西経52度12分 / 南緯3.283度 西経52.200度 / -3.283; -52.200座標: 南緯3度17分 西経52度12分 / 南緯3.283度 西経52.200度 / -3.283; -52.200
着工 2011年7月
竣工 2019年(予定)
建設費 推定200~250億ブラジルレアル
事業主体 Norte Energia
ダム
ダム型式 コンバインダム
河川 アマゾン川水系シングー川
堤高 Belo Monte: 90 m
Bela Vista: 33 m
Pimental: 36 m
堤頂長 Belo Monte: 3,545 m
Bela Vista: 351 m
Pimental: 6,248 m
堤体積 Belo Monte: 26,366,847 m3
Bela Vista: 239,500 m3
Pimental: 4,768,524 m3
貯水池
ダム湖 Calha do Xingu
Canais
総貯水容量 Calha do Xingu: 2,069×106 m3
Canais: 1,889×106 m3
流域面積 Calha do Xingu: 333 km2
Canais: 102 km2
湛水面積 合計503 Km2
発電所
電気事業者 Norte Energia, S.A.
タービン数 Belo Monte: フランシス水車20機
Pimental: カプラン水車7機
定格出力 Belo Monte: 560 MW×20機
Pimental:26.4 MW×7機
認可出力11,233 MW
設備利用率 39%(推定平均出力4,500 MW)

ベロ・モンテ水力発電ダム群(ベロ・モンテすいりょくはつでんダムぐん、葡:Complexo Hidrelétrico Belo Monte)は、ブラジルパラー州アルタミラ市付近、アマゾン川水系シングー川に建設中のダム群である。完成したら世界三位の発電出力になる予定。周囲の自然環境インディオに深刻な影響を及ぼすと、ブラジル内外で指摘されている。

概要[編集]

ベロ・モンテ水力発電ダム群の原案は、ブラジルが軍事独裁政権下の1970年代までにさかのぼる。当時は「カララオー」(Kararaô)と呼ばれ、現在の約二倍(20,000MW)の発電容量が予定されていた。原案では18,000Km2もの森林が水没する予定だったが、カヤポー族を筆頭に多くのインディオ部族が強く反発し、1989年に計画が中止された[1]


現在建設中の計画は、三つのダムと複数の水路と堤防が二つの貯水池を造り、二つの発電所が建設され、2019年に完成する予定。湛水面積は503km2で、その内228km2は氾濫時の流域とされる。雨季の発電量は11,233MWと見込まれるが、平均出力は4,571MWとなる。事業主体はノルチ・エネルジア(Norte Energia)で、国家成長加速化計画(PAC)に含まれている。2011年に国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)が建設を許可し、同年に着工[2]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]