Wikipedia:HotCat
注意点: HotCatはカテゴリ編集のサポートのため、ボタンを押すと即座にページに反映されます。 まず、サンドボックスで動作を確認するか、または#カスタム設定を見て設定を変更してください。 |
機能拡張のためのガジェットのHotCat(ホットキャット)はカテゴリ編集を手助けするための簡易ツールです。カテゴリの検索機能を持ち、カテゴリの変更、付加、除去作業をサポートします。
導入
[編集]あなたの個人設定のガシェットのページに行き、HotCatにチェックを入れれば使用できるようになります。導入したらまずWikipedia:サンドボックスで練習してみてください。
ブラウザ別動作
[編集]HotCatはJavaScriptを使って動きます。JavaScriptはウェブブラウザによって処理の方法が少しずつ違っているため、動作が少しだけ変わります。
ブラウザ | 動作 | 備考 |
---|---|---|
Mozilla Firefox 3.6.8 | 候補リストの表示位置が、少し下にずれます。 | |
Google Chrome | ||
Safari 3/WinXP | ||
Internet Explorer 8 | ||
Opera |
使い方
[編集]導入が終わると、ページ最下部のカテゴリ表示が次のように変わります。
各ボタンの機能は次のようになっています。
- (++) 同時編集ボタン: クリックすると同時編集モードになり、複数のカテゴリをまとめて編集できます。
- (-) 除去ボタン: クリックするとカテゴリが除去されます。
- (±) 変更ボタン: クリックするとカテゴリを変更できます。
- (↓) 下位ボタン: クリックすると下位カテゴリの一覧を表示します。
- (↑) 上位ボタン: クリックすると上位カテゴリの一覧を表示します。
- (+) 追加ボタン: クリックすると新たなカテゴリを追加できます。
検索ボックスの入力に反応して右側のアイコンが変化します
次の5つの方法の中から検索(候補表示)の方法を選択できます。
- 上位カテゴリ : そのカテゴリの上位カテゴリを表示します。
- 下位カテゴリ: そのカテゴリの下位カテゴリを表示します。
- 併用検索: 前方一致検索で候補を表示します。下の二つの検索結果を混ぜて一緒に表示します。
- ページリスト: これは主に英語圏で使用されるオプションです。アルファベットの大文字を小文字を区別して検索します。作成直後のカテゴリも表示されます。
- 検索インデックス: これは主に英語圏で使用されるオプションです。アルファベットの大文字を小文字を区別せずに検索します。作成直後のカテゴリは表示されません(表示に現れるまでにしばらく時間がかかります)。
カテゴリに個別のソートキーを入れる場合は、カテゴリ名の後にバーティカルバー「|」を挟んで記入します。例えばボックス内に
インドの歴史|ふつたかや
と入力して投稿すると、
[[Category:インドの歴史|ふつたかや]]
とソースに保存されます。
カテゴリに個別に入れられたソートキーを除去する場合は、バーティカルバー「|」を残してボックス内のソートキーを除去します。例えばソースが
[[Category:インドの歴史|ふつたかや]]
となっている場合、そのカテゴリの変更ボタン(±)を押すとボックス内に
インドの歴史|ふつたかや
と表示されますので、これを
インドの歴史|
とすればよいです。バーティカルバーまで消してしまうとソースに変更を与えないので、注意してください。
カスタム設定
[編集]HotCatはその動作の一部を個人で設定することができます。設定を変更するには特別:Mypage/common.jsに設定用の文章を書き込みます。
- カテゴリをひとつだけ変更する場合の動作を変更できます。デフォルトでは単一のカテゴリ変更は、即座にページに反映される仕組みになっています。投稿前に一度確認できるよう変更したい場合は、特別:Mypage/common.jsに以下の一文を加えてください。
var hotcat_no_autocommit = true;
- テキストを入力してから候補が表示されるまでの時間差を設定できます。デフォルトでは100ミリ秒(0.1秒)です。変更したい場合は以下の一文を加えて設定してください。
var hotcat_suggestion_delay = 200; // この数字を変更します
- 編集ボックスの幅を変えることができます。デフォルトではアルファベット40文字分の幅になっています。もし狭いと感じる場合は以下の一文を加えて設定してください。
var hotcat_editbox_width = 80; // この数字を変更します
- 検索に使用するデフォルトのエンジンを指定できます。このオプションは日本語ではあまり関係ありません。ページリスト(アルファベットの大文字を小文字を区別)、検索インデックス(アルファベットの大文字を小文字を区別しなし。しかし新規カテゴリが結果に出てくるまで作成後しばらく時間がかかる)、併用検索(前二者の結果を混ぜて表示する。)の三つの中から選択できます。日本語圏であれば併用検索でほとんどの場合に十分でしょう。デフォルトが併用検索になっています。別の設定にしたい場合は以下の一文を加えて設定してください。
var hotcat_suggestions = "pagelist"; // または "searchindex" もしくは "combined" (これがデフォルト)
- 検索セレクタを非表示にすることができます。上で設定した検索エンジンが使用されます。
var hotcat_suggestions_fixed = true;
- 変更を加えた未保存のカテゴリの背景色を設定できます。(++)ボタンを押して同時編集モードにしている時に有効です。デフォルトの色は
'#F8CCB0'
淡いサーモンピンクです。これはウィキメディア・プロジェクトのインターフェースの他の部分でほとんど使われてない色であるため、目立つであろう、として選ばれています。もし色の変更が不要な場合は'transparent'
とすれば透明になります。
var hotcat_changed_background = 'yellow'; // この他、white, blue など何でもOKです。
- "(↓)"ボタンと"(↑)"ボタンを非表示にできます。上位カテゴリ、下位カテゴリのボタンです。前方一致検索があれば、ある程度の検索が可能であるため多くの場合 必ずしもこのボタンは必要としません。ただしこれを設定すると、前方一致で候補が何も引っかからない場合、セレクタも一切表示されなくなってしまうので、注意してください。
var hotcat_use_category_links = false; // デフォルトは true です。
- 候補リストの表示行数を設定できます。最小で5行、最大で15行の範囲で設定可能です。
var hotcat_list_size = 15; // ウィキペディア日本語版のデフォルトは10です。
特別:Mypage/common.cssにCSS設定を書き込むことで、表示をカスタマイズすることもできます。
- HotCatのボタン (例えば "(+)", "(-)" など) は <span>タグで囲まれ、"hotcatlink" という名前のCSSクラスを与えられています。このクラスに対する設定を変更することで、表示をいじることができます。例えば文字サイズを小さくしたい場合は以下のコードを用います。
.hotcatlink {
font-size: 80%; /* この数字を変更します */
}
- 色を変更したい場合は以下のコードを用います。
.hotcatlink a {
color: brown; /* ここの色を変更します */
}
- マウスが重なった時に変化する色を変更したい場合は以下のコードを用います。
.hotcatlink a:hover {
background-color : #87CEFA; /* これは淡いブルーです */
}
開発
[編集]HotCatはウィキメディア・コモンズで、2007年7月から開発がスタートしました。開発スタッフはUser:Magnus Manskeさんを中心に、User:Dschwenさん、User:TheDJさん、User:Superm401さん、User:Lupoさんなどが参加しています。詳細なクレジットはソースコードの冒頭部(commons:MediaWiki:Gadget-HotCat.js)、およびその履歴[1]をご覧ください。
2010年4月にLupoさんによってコードの完全な書き換えが行われ、2010年9月現在、HotCatバージョン2として改訂が少しずつ行われています。
フィードバック
[編集]バグ、トラブル、質問などはこのページのノートで受け付けています。ガジェットのコード本体はコモンズに置かれているので、問題の種類によっては直接そちらにフィードバックしてもよいでしょう。コモンズでの受け付けページは次のページになっています。
2010年9月現在、主にUser:Lupoさんがメンテナンスを行っています。
2010年9月現在、日本語版内でのスクリプトのメンテナンスは主にUser:Was a beeさんが行っています。
不具合が発生した場合、上記ノートへ質問してください。また運がよければWP:CHATなどで分かる方がいる可能性もあります。不具合が致命的なものでかつ状況が解決しそうにないなら、Wikipedia:管理者伝言板/保護ページ編集でガジェットの無効化を依頼することで当スクリプトを除去できます。
既知の問題
[編集]- 2010年9月8日時点の問題。Firefoxで、入力欄の上に表示される候補リストの位置が、初回表示時に少しズレます。再表示すると位置が戻ります。2010年8月からこの周辺のコード修正が行われており、現時点でも細かい修正が続いています。その内修正されるのではないかと思われます。
ソース
[編集]コード本体はコモンズの以下のページに置かれています。
- commons:MediaWiki:Gadget-HotCat.js - コード本体
- MediaWiki:Gadget-HotCat.js/local_defaults - ウィキペディア日本語版の全体設定
- MediaWiki:Gadget-HotCat.js/ja - ウィキペディア日本語版の日本語表示設定
ガジェット
[編集]ガジェット機能を使用できるMediaWikiサイトであれば、HotCatを導入できます。以下の手順で行ないます。
- MediaWiki:Gadget-HotCat.js を作成。
- MediaWiki:Gadget-HotCat.js/local_defaults を作成。
- MediaWiki:Gadget-HotCat.js/ja を作成。
- MediaWiki:Gadget-HotCat を作成。
- MediaWiki:Gadgets-definition を編集(例)。
詳細はコモンズにある導入解説(英語)をご覧ください。
ユーザーボックス
[編集]この利用者はHotCatユーザーです |
{{User HotCat}}
この利用者はHotCatユーザーです |
{{User HotCat2}}
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- commons:Help:Gadget-HotCat - コモンズにあるヘルプ。開発者自身が執筆。導入方法などの詳細が書かれている。