ブラウン派

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ブラウン派Browniteブラウニット)とは、イギリス政党イギリス労働党の派閥

概要[編集]

政策的、あるいは個人的な人間関係からゴードン・ブラウン首相(労働党党首)を支持する人々を指す。一般的に、元党首・首相のトニー・ブレアに批判的な人間が多く、ブレア派の対義語として使われることが多い。

政策的には、ブレア派と共に"ニューレイバー(新しい労働党)"を標榜する集団であり、その意味ではブレア派・ブラウン派は "オールドレイバー"ともいえる労働党左派と対立する。しかし、ブラウン個人の政策信条は、ブレアよりは左派に対して融和的である。

ブラウン首相(当時)は支持率が低下しており、労働党内ではブラウンの退陣を求める「ブラウンおろし」の動きも始まっている。そのため、ブラウン派とブラウンに批判的な議員達との対立が激化している。

なお、日本自由民主党の派閥の様に、党内に「○○会」といったような正式な集団が存在するわけではなく、あくまでゴードン・ブラウンに近いと見なされている議員を指す。

主なブラウン派の議員[編集]

ブラウン内閣で国際開発大臣。熱烈なブラウン派で、「ブラウン首相以外に友人がいない」と揶揄される。
ブラウン内閣で児童・学校および家庭大臣。2005年に議員になる以前は、財務大臣ブラウンのもとで財務省でアドバイザーを務め、影響力の強さから「副財務相」と呼ばれた。ブラウンの側近中の側近で、参謀的立場。
ブラウン内閣で財務大臣。ブラウンと同じくスコットランド出身。
ブラウン内閣で住宅担当国務大臣。後に異動し、財務省主席担当官。エド・ボールズは夫であり、夫婦そろっての入閣となった。
ブラウン内閣では保健大臣(閣外相)。
ブラウン党首のもと、労働党副党首・幹事長を務める忠実なブラウン派。内閣では王璽尚書、庶民院院内総務、女性および平等担当大臣を務める。
ブラウン内閣でランカスター公領大臣、内閣府担当国務大臣。なお、外相で兄のデイヴィッド・ミリバンドはブレア派であり、ブラウン首相には批判的。
ブラウン内閣で大法官・法務大臣。党首選挙でブラウンの選挙対策を務めた。

関連項目[編集]