フィオナ・グラハム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Sayuki playing flute

フィオナ・グラハムは、メルボルン生まれの人類学者、日本で芸者として働くオーストラリア人である。

2007年12月、1年間の修行期間を経て、グラハムは紗幸という芸名で浅草で正式に芸者としてお披露目した[1]。今では早稲田大学国際教養学部で芸者文化およびアニメの中の日本社会を教えている。いくつかの芸の修行を受け、横笛三味線などを主な芸としている。

教育[編集]

  • 2001年にオックスフォード大学で博士号を取得する前は、日本で何年にもわたって報道によるフィールドワークを行っていた。その間報道通信社で働いていたり、ロイター通信社ジャーナリストとして、またNHKで番組製作者として働いたこともある。

経歴[編集]

彼女は15歳の時に交換留学生として来日している[3]

紗幸が芸者として活動するきっかけとなったのは、映画SAYURIである。芸者の世界を知らない西洋人がこれを観たときに、あくまでフィクションにもかかわらず、現実と勘違いしかねず、そのイメージを払拭したいということだった。しかし今では、「プロジェクトとして始めましたが今はそれ以上に没頭しています。がんばって一人前の芸者になりたい」と語っています[3]

彼女が外国人だからと特別扱いされることはなく、通常1年ほどの修行期間を経て、2007年12月18日に正式に芸者としてお披露目を果たしている。[3]


Sayuki in Tokyo with one of her trainees

東京浅草組合は芸者は4年以上活動した上で、置屋の推薦を受け、組合が認めた場合には独立できると言っている。彼女によると外国人だからという理由で組合は独立を許可しなかったという。組合は芸者として働くには日本国籍を有するというのが条件であると認めている。[4][5]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • Inside the Japanese Company by Fiona Graham, Curzon Press, 2003, ISBN 0-415-30670-1
  • A Japanese Company In Crisis: Ideology, Strategy, And Narrative (Contemporary Japan) by Fiona Graham, Routledge, 2005, ISBN 0-415-34685-1

外部リンク[編集]