ピアノ三重奏曲第1番 (メンデルスゾーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Joshua Bell, Awadagin Pratt, and Alisa Weilerstein perform Felix Mendelssohn's Piano Trio No. 1 in D minor, Op. 49 – 4. Finale: Allegro assai appassionato, at the White House Evening of Classical Music on November 4, 2009.


これらの音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。

ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49 は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲したピアノ三重奏曲

概要[編集]

メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は一般的に2曲が知られている。他にメンデルスゾーンが11歳のときの1820年に作曲されたピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラのためのハ短調ピアノ三重奏曲英語版も存在するが、こちらは習作ともいえる作品であるため、作品番号が付けられていない(出版は1970年)。

この第1番は1839年9月23日に完成し、この年のライプツィヒで、発見されて間もなかったシューベルト交響曲第8番『ザ・グレート』などと共に初演された。この時はメンデルスゾーン自身がピアノヴァイオリンは友人のフェルディナンド・ダヴィッドが担当した。楽譜は1840年に一度出版されたが、その後ダヴィッドの助言を受けて第4楽章を中心に修正を加えて出版されたため2つの版が存在し、今日一般に演奏されるのは第2版の方である。ピアノの達人だったメンデルスゾーンらしく、演奏には高度な技巧を要する。

この曲を聴いたロベルト・シューマンは「ベートーヴェン以来、最も偉大なピアノ三重奏曲」だと評し、メンデルスゾーンを「19世紀のモーツァルト、最も輝かしい音楽家」だと称えた。

構成[編集]

  • 第1楽章 アレグロ・モルト・アジタート
    ニ短調、4分の3拍子。
  • 第2楽章 アンダンテ・コン・モート・トランクィロ
    変ロ長調、4分の4拍子。
  • 第3楽章 スケルツォ:レッジェーロ・エ・ヴィヴァーチェ
    ニ長調、8分の6拍子。
  • 第4楽章 フィナーレ:アレグロ・アッサイ・アパッショナート
    ニ短調 - ニ長調、4分の4拍子。

関連作品[編集]

外部リンク[編集]