バール川

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バール川
バール川 2007年2月25日撮影
バール川
延長 1,120 km
平均流量 125 /s
流域面積 196,438 km²
水源 ドラケンスバーグ山脈
水源の標高 -- m
河口・合流先 オレンジ川
流域  南アフリカ共和国
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バール川ヴァール川、バールがわ、英語: Vaal River)は、南アフリカ共和国を流れるで、南部アフリカを流れるオレンジ川の最大の支流である。

地理[編集]

ヨハネスブルグ東方のムプマランガ州ドラケンスバーグ山脈に源を発し南西に流れ、北ケープ州の州都キンバリーの南西でオレンジ川に合流する。全長は約1,120km。川を境に北側はムプマランガ州、ハウテン州北西州となり、南側はフリーステイト州となっている。

ヨハネスブルグ市都市圏および大部分のフリーステイト州において、各種産業のためにバール川から水が引かれている。バール川は、主要な灌漑用水の取水元であるVaal-Hartz計画の一つでもある。バール川からもたらされる水は、ハウテン州で1,200万人に供給されている。

歴史[編集]

「バール」という名前は、オランダ語の「薄い色(Tky-Gariep)」に由来する。洪水期に多量の沈泥が運ばれてくることにより、バール川の水が灰色に染まることからである。

バール川はかつて存在したトランスヴァール共和国オレンジ自由国の境界でもあった。この「トランスヴァール」という地名も、「バール川の向こう側」に由来する。同じようなことは、ケープ植民地とヨーロッパ人の居留地であったナタールとの間でも見られ、ヨーロッパ人たちはバール川を境にして南側に居留していた。