バズワード
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バズワード(英: buzzword)とは、技術的な専門用語から引用したり、それを真似た言葉で、しばしば、素人がその分野に精通しているように見せるために乱用される、無意味だが、かっこいい、それっぽい言葉のことである。 また、特定の期間や分野の中でとても人気となった言葉という意味もある。権威付けされたり、専門用語や印象付けるような技術用語。コンピュータの分野でよく使われるが、政治など広い分野で使われる。1940年代半ばのアメリカのスラングが起源。
日本語の意味では、「Web 2.0」や「ユビキタス」がバズワードではないかという意見も存在する。バズワードとされてきた言葉には、クラウドコンピューティング、マルチメディア、責任力、複雑系といったものがある。バズワードの使われ方は流動的で、当初は受け手に解釈が委ねられていたバズワードに明確な定義が与えられてゆくこともある[1]。逆に、AI(人工知能)など、本来は明確に定義されていた用語が、異なる意味に拡大解釈されて広く使われていくことにより、バズワード化することもありうる[1]。
曖昧な意味であるため「バズワード自体がバズワードである」とする説もある[2]。
参考文献[編集]
- バズワード, コトバンク, 朝日新聞社, 2016年1月16日閲覧.
- buzzword, Merriam-Webster Dictionary, Merriam-Webster, 2016年1月16日閲覧.
- buzzword, Oxford Dictionary, Oxford University Press, 2016年1月16日閲覧.
- buzzword, Dictionary.com, 2016年1月16日閲覧.
- buzzword, The Free Dictionary, Farlex, 2016年1月16日閲覧.
- buzzword, Wiktionary English, 2019年12月07日閲覧.