ノート:鈴木章治

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

原資料紛失なんで書き直さないけど、大ヒットしたピーナッツハッコー客演の東京放送スタジオ録音の「鈴懸の径」「アフターユーヴゴーン」「アイサレンダーディア」は昭和30年1955年録音だと思うけどなぁ。1951年s26年じゃないと思う。この原テープからは何度もカッティングされて、ステレオ化版とか、CDとか出されてその都度そこそこ売れている名盤録音。

このリズムエースアレンジの決定的な特徴は、原曲がワルツなのに対し、4拍子にしてスウィングさせたこと。今のカラオケにあるのは3拍子の方だが、この4拍子はノリノリで改めて大ヒットし、NHKラジオの朝番組で連日1ヶ月?(1週間?)放送されたこともある。4拍子のジャズアレンジであることは落としちゃまずい。


【本文を含めていくつかの事象の混同があるように思います】

◎まず、鈴懸の径の再ヒット時(s29~s30前後)と、ピーナッツハッコー客演収録時(s32/1/17=1957/1/17)の混同があるのでは?  鈴木章治はラジオ東京スタッフの協力でs29頃からスウィングオールスターズを構成して演奏・録音していたはず。

◎ピーナッツハッコー客演演奏は放送用に録音されたものであり、放送後にリクエストカードが集中して何度もレコード化されたもので、この演奏のレコード化の時期は再放送よりもっと遅いはず。(Victor CP-1022 17cmLP東京放送製作等:指摘の選曲。その後ステレオ変換された30cmLPアルバムというのも流通)

◎また「鈴懸の径」項の説明に、リリース時期としてs17説とs21説両方があり混乱がみられるものの、これは「新雪」「山小屋の灯」とならんで戦中のs17.リリースと思われます。

◎収録スタジオの「ラジオ東京ホール」は東京放送への社名変更によりピーナッツハッコー客演演奏収録時には「TBSホール」に名称変更されており、「ホール」はTBS専用の大型スタジオという扱いだったはず。だから「東京放送のスタジオであるTBSホールで録音」というのが正確な表現と思います。

◎原曲3拍子 to 4拍子アレンジであることの明記には同意。

源:Victor CP-1022 添付解説(石原康行:共演録音時のプロデューサーと思われ)、J-DISK KCI-25 添付解説ほか

--Mizushima00 2009年3月16日 (月) 05:25 (UTC)[返信]