ノート:甲府買物独案内

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『江戸買物独案内』については国立歴史民俗博物館が本書をベースにして江戸商人・職人データベース概要説明)を作成、公開していますね。--59.146.91.53 2009年10月19日 (月) 19:10 (UTC)[返信]

江戸時代のタウンガイド[編集]

初版では文政2年の『商人買物独案内(浪華買物独案内』があたかも江戸時代の最初のタウンガイドであるかのような印象を受ける記述ですが、この種の書物は既に江戸初期から発行されています。大坂では既に延宝7年(1679)に武鑑と商工名鑑もかねた『難波雀』・『難波鶴』[1]、京都では明暦4年(1658)に『京童』が発行されています[2]。江戸期の実用事典である「重宝記」のひとつである『万買物調方記』は元禄5年(1692)に発行されています[3]。甲斐に関しては『甲斐重宝記』も発行されています[4]。なお、タウンガイドには武鑑も含まれると考えてよいかと思います[5]。--59.146.91.53 2009年10月19日 (月) 20:27 (UTC)[返信]

情報ありがとうございます。「疑問」の点ですが、『江戸買物』『浪華買物』の出版は「都市の成熟」を背景として出版されたもので『甲府買物』もその延長に位置づけられる、という文脈になっていますので、『浪華買物』が江戸時代最初のタウンガイドであることは明示されていないと思うのですが・・もしそうであるかのような懸念があるとすれば、脚注部分で同様の出版物は江戸初期からあると注釈しておけば良かもしれません。--でここ 2009年10月20日 (火) 02:16 (UTC)[返信]
(追記)、ところで、参考文献の高橋論文が所載されている山梨県郷土研究会刊行『甲斐』を116号から11号としているのですが、『甲斐』は旧『甲斐路』から改題されたもので、通巻116号になります。現物が手元にありますが、奥付にも「116号」と記されているのですが。--でここ 2009年10月20日 (火) 05:46 (UTC)[返信]