ノート:広島平野

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「全域が広島市内にある」について[編集]

初版からある「全域が広島市内にある」という記述ですが、これは正確でしょうか。地図で見る限り府中町の一部、猿猴川の東岸も広島平野に含まれるように見えます。--miya会話2019年3月23日 (土) 04:02 (UTC)[返信]

  • コメント 特別:新しいページからこのページに気づきました。取り敢えず、地理院地図を根拠とするなら「全域が広島市内にある」という記述は間違っていないように見えます(リンクされている日本の典型地形の解説ページでも広島平野の所在地は広島市だけが挙げられています)。ただ、こちらでも、地形、地質、地誌関係の、より専門的な文献を確認してみると良さそうに思ったりはしています。--郊外生活会話2019年3月23日 (土) 05:48 (UTC)[返信]
    • @郊外生活:さん、コメントありがとうございます。◇地理院地図はどういったタイトルor区分なのでしょうか。もしかして「三角州」の一例としての地図ではないでしょうか?◇日本の典型地形の解説ページで広島平野が挙げられているのは「平野」ではなく「三角州」の箇所ですね。「太田川デルタ(広島デルタ)は全域が広島市内にある」であればその通りだと通常の地図でも確認可能で・・・あの表の情報は単に「三角州は広島市内にある」ことを明確にしただけだと思われます。というのも、たとえば同じ「三角州」の表にある千種川の行には「赤穂市」とだけありますが、千種川は赤穂市だけではなく宍粟市、佐用郡佐用町、赤穂郡上郡町、相生市も流域としているのです。安曇川高島市とだけありますが、ウィキペディアによれば京都市左京区と滋賀県大津市も流れているらしいのです。--miya会話2019年3月26日 (火) 13:03 (UTC)[返信]
      • コメント こちらでいくつか調べてみました。
        • 太田陽子ほか (2004)『日本の地形6 近畿・中国・四国』東京大学出版会 - pp.220-222に広島平野についての言及があります。所在市町村についての言及はありませんが、提示されている地形分類図を見る限り、「府中町の一部、猿猴川の東岸も広島平野に含まれる」ように読解可能です。この図は、白神宏 (1985) FeS2含有量からみた広島平野沖積層の堆積構造 地理学評論 58(10) pp.631-644 (論文リンク)の第1図がもととなっています。(また、この文献は広島平野の発達史について加筆・検証可能性の向上を行う上で使えそうです)
        • 日本の地誌シリーズ(朝倉書店) - 「日本総論I(自然編)」および「中国・四国」について確認しましたが、索引では「広島平野」は載っていないうえ、また広島平野の地形について解説がありそうなページも別途探してみましたが、見つかりませんでした。
      • 確かに地理院地図での表示は「平野」という区分ではなく(平野の一部分でしかない)「三角州」の一部でした。白神 (1985)を見る限り、三角州ではない平野(氾濫原、扇状地など)も含めて地形分類図に書かれているので、少なくとも広島平野を対象とした他の地形学の論文・書籍で「広島平野∈広島市」という主張がない限り、「全域が広島市内にある」は誤っている可能性が高いものとして除去すべきと考えます。--郊外生活会話2019年3月28日 (木) 08:44 (UTC)[返信]