ノート:大局将棋

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削除した独自研究の転記[編集]

編集中、「ルール」節中にある程度の分量の独自研究がコメントアウトされたまま放置されているのを見つけました。現在は記事中から削除してありますが、念の為こちらに転記しておきます。--Stepney-I.C.I.会話2020年8月18日 (火) 18:58 (UTC)[返信]

転記ここから


大局将棋の成りについて[編集]

大局将棋では、盤が非常に広く、泰将棋摩訶大大将棋などと異なり自陣敵陣の概念があり、そこに突入すると成ることができるので、前や斜め前に走れる駒は他の駒に比べて非常に成らせやすい。中でも飛鷲角鷹角将車兵は成るとそれぞれ大鷲・大鷹・霖鬼・四天王といった「駒をいくらでも飛び越えて走る」という能力をもつ駒になる。これは玉将・太子が身動きできない序盤で特に有効な駒なので、これらの駒を成らせるのが序盤の基本戦略となるであろう。ただこのうち角将については、成ると「自分より格の低い駒を敵味方問わずいくらでも飛び越えて、その飛び越えた間の駒を一度に取り除く」という機能を失うデメリットがあるので、成らずで使うこともある。それに対して、金将銀将歩兵といった前や斜め前に1マスしか動けない駒などを成らせるのは、難易度があまりに高く現実的ではない。醉象太子に成るのも至難の業であろうし、前や斜め前に2、3マス動ける程度の駒が成るのも終盤に限定されてしまうであろう。

中旗(成ると前旗)は大局将棋の駒の中で唯一成っても動きが全く変わらず、ただ名前が変わるだけであり、禽曹(成ると禽吏)については唯一成ると完全に利きが狭まってしまう駒である(よって成るべきケースは皆無となる)。これらの駒については元の資料が誤っていることも考えられる。また、猛龍(成ると大龍)が成るのも「自分より格の低い駒を敵味方問わずいくらでも飛び越えて、その飛び越えた間の駒を一度に取り除く」という機能を失うなどデメリットが非常に大きいので、成るべきケースは詰みを狙う場合などかなり限定されてしまうであろう。走狼(成ると奔狼)、鶏飛(成ると延鷹)は表の状態でも成っても後ろに戻れず、横飛(成ると横龍)は成ると後ろに戻れなくなる。右龍(成ると青龍)や左龍(成ると朱雀)、右虎(成ると白虎)や左虎(成ると玄武)などのように、成ることによって性能が極端に変わってしまうものもある。

大局将棋特有の王手[編集]

普通の将棋には空き王手両王手があるが、大局将棋では、金翅などの駒には、「駒を3個まで飛び越えて何マスでも動ける」という能力があるので、その能力を利用すれば「動かした駒が敵の玉将に当たらない両王手」や「三重王手」が可能となる。


転記部分ここまで--Stepney-I.C.I.会話2020年8月18日 (火) 18:58 (UTC)[返信]

古文書『大局将棋駒』の所在について[編集]

「歴史」節内の、要検証テンプレートが貼られている次の記述についての情報です:「『大局将棋駒』は関西将棋会館内の将棋博物館の閉館に伴い、大阪商業大学アミューズメント産業研究所に移管されたはずだったが、実際には移管されておらず、行方不明。現在は閲覧が出来なくなっている。」

増川宏一『<大橋家文書>の研究』(2021年・法政大学出版局)によりますと、将棋博物館が2006年10月に閉館した後、「大橋家文書は大阪の私立大学に移管するとの話も有りましたが、私(引用者註:大橋家末裔・井岡伸行氏)どもの強い要望で返還を果たし現在に至ります」とのことです(※同書所収「刊行に寄せて(大橋家末裔 井岡伸行)」より引用)。 大局将棋の盤駒を製作された熊澤良尊氏も、「大局将棋の原資料は、以前は将棋博物館にありました。その後、博物館が解体されて、その時、元の持ち主(大橋家の縁者)に戻されたと聞いています」としています[1]

以上の情報から、『大局将棋駒』は行方不明になったわけではなく「大橋家縁者に返却された」だけであると判断され、当該要検証記述をこの内容に差し替えることを提案します。 本ノートの投稿から2~3週間程度の間に反対意見がなければ、書き換えを実施しようと思います(出典が皆無の情報を長期間放置しておくことは望ましくないため、早急な対応が必要と考えます)。--Stepney-I.C.I.会話2022年1月29日 (土) 17:23 (UTC)[返信]

2〜3週間どころか3ヶ月が経ってしまいましたが、反対意見がなかったため上記の通り差し替えを実施しました。--Stepney-I.C.I.会話2022年4月25日 (月) 02:00 (UTC)[返信]
  1. ^ 回想記・その10、大局将棋駒、出会いと制作 - 熊澤良尊の将棋駒三昧