ノート:塩酸

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トップにある特性は、「塩酸」じゃなくて、「塩化水素」の特性でしょ。

特性は「塩化水素」の方へ移しました。Joh shoh

沸点について[編集]

沸点に「%%」とありますが、これで正しいのですか? 正しくは「%」で良い(タイプミス)と思いますが、当方、化学は中学・高校で習っただけなので詳しくないので、「%%」について対応していただければ幸いです。 --非国民 2008年5月24日 (土) 07:25 (UTC)[返信]

なん== 銅と濃塩酸との反応 == 高校の教科書には「イオン化傾向の水素より小さな金属は塩酸とは反応しない」とあり、と塩酸は反応しないとの固定概念が存在するように思われますが、実際にはいくつか濃塩酸と反応したと思われる形跡の報告があります。銅と濃塩酸の反応および濃塩酸による銅の活性化についてなど。

文献を調べても今のところ銅と塩酸との反応は見当たりません。空気により酸化され徐々に溶解する旨の記述や、塩酸中で塩化銅(II)と金属銅を煮沸し、薄めると塩化銅(I)が沈殿するという記述はあります(『化学大辞典』)。

濃塩酸中で銅はジクロロ錯体[CuCl2]を形成しやすいと考えられ、以下の反応が熱力学的に起こり得るかどうか検討してみると、

Cu + H+ + 2 Cl → [CuCl2] + 1/2 H2,  ΔG=22.4kJ mol−1
  

であり、1mol kg−1以下の希塩酸では起こりにくいのですが、8mol kg−1(22.1%)の塩酸では平均活量係数が5.9であり、aH+・aCl=2.23×103となり、aCl単独の活量は不明であるが8mol kg−1と仮定するとaH+・(aCl)2=1.78×104となり、上の平衡において[CuCl2]の活量は1mol kg−1を超え、発生する水素の分圧も1気圧を超えます。すなわち高濃度では起こり得る。

以下自己研究。「試験管に純銅の粒と濃塩酸を入れ数分間煮沸後、様子を観察すると、溶液は黄褐色を帯び、銅の表面は腐食された形跡があり。」

銅と塩酸は反応しないという記述について、出典の調査と、記述の検討が必要なように思われます。--As6022014 2009年2月4日 (水) 07:55 (UTC)[返信]

自己研究は銅表面の酸化被膜(つまり酸化還元反応を伴わない)が反応しただけという可能性が排除されていません。--あら金 2009年2月4日 (水) 13:10 (UTC)[返信]
(追伸)あと自由エネルギー変化が正の反応は熱力学第二法則によると自発的には発生しないと解釈されます(通常は自由エネルギー変化が負の反応と共役しているときのみ中間体として見掛け上は正の反応が進行することがあります。しかし共役している反応を切り離せば自由エネルギー変化が正の反応が自発的に進行するとは言いません)。--あら金 2009年2月4日 (水) 13:21 (UTC)[返信]
(最後に)そしてAs6022014氏が誤った結論に到達した最大の原因が金属がイオン化する原因を失念している点です。単体金属がイオン化するには電子を受け取るものの存在が必要です。そして電子を受け取るものが水素イオンしかないと思い込んている点です。空気中の酸素分子は水素イオンよりも容易に金属の電子を受容します。しかし、電子を受容相手が酸素分子であるならば銅は塩酸と反応しているのではなく酸素と反応しているということを意味します。そして、自己研究は銅と酸素との反応であることを排除できていません。--あら金 2009年2月4日 (水) 22:56 (UTC)[返信]
説明不足で趣旨が伝わらなかったようです。『化学大辞典』東京化学同人の「銅」の項目に「酸素の存在下、塩酸に溶け」とあるように、銅(銀などでも)が空気存在下で希酸に徐々に溶解するというのは既に定説です。一方、同『化学大辞典』の「塩酸」の項目に「重金属(銅、鉄、ニッケル、コバルトなど)とは加熱により反応が進行し」とありますがこれが空気の作用も含めたものかどうかは不明です。(自己研究も同様)
Cu + 2 H+ + 1/2 O2 → Cu2+ + H2O,  ΔG=−171.6kJ mol−1
熱力学的な検討は「電子を受け取るものが水素イオンしかない」と思い込んでいるのではなく、酸素が存在しなくても塩酸と反応し得るか、すなわち最も可能性の高い水素イオンが電子を受け取り得るか否かの検討です。「自由エネルギー変化が正の反応は自発的には発生しない」は全く起こらないといってしまえば誤りで、平衡が左辺に偏り、生成物が低濃度でしか存在し得ないという意味です。そのため、8mol kg−1 HClあるいはそれ以上の濃塩酸では反応物側の活量aH+およびaClが著しく大きいため、右辺側の[CuCl2]およびH2も無視し得ない程生成し得るという意味です。速度論的な検討は行っていませんが銅の水素過電圧は中程度よりやや高く(高いほど表面からの水素発生の速度が遅い)、水銀、亜鉛、鉛などより低いが、鉄、銀、ニッケルなどより高いです(田村英雄『現代電気化学』)。--As6022014 2009年2月5日 (木) 03:02 (UTC)[返信]
酸素は触媒として作用しているわけでなく系中で化学量論的に銅と酸素が反応し、生成する酸化銅、酸化銀がすみやかに塩酸でさらに反応するという話にすぎません。酸化銅が塩酸に溶けるのが共役しているから進行するにすぎない点、あるいは酸化剤は何でもよく酸素分子でなくてはならないという必然性もないです。実際に酸化力を有する硝酸あるいは熱時三酸化硫黄を発生して酸化力のある酸に性質変化した熱濃硫酸には銅はとけるわけです。またすべての化学反応は可逆的なので水素イオンが電子を受け取り得るか否かの議論は反応が進行するかどうかの議論においては無意味です。言い換えると化学反応は可逆的なので個々の分子については順反応に従い進行もすれば逆反応により逆行もします。したがって微視的な反応論の結論を巨視的な化学反応が進行するしないの問題には適用すべきではないです。つまり「微視的な非平衡状態における反応速度論の結論を巨視的な化学反応に外挿する」という持論の展開は車輪の再発明に過ぎないですから、百科事典の外でやってください。--あら金 2009年2月5日 (木) 05:45 (UTC)[返信]
「空気存在下で希酸に徐々に溶解する」を酸素が触媒的に作用していると受け取られたのでは全く議論がかみ合っていません。現段階で水素の発生を伴う溶解の記述の文献の検証が得られない以上、本文への記述は控えます。--As6022014 2009年2月5日 (木) 06:22 (UTC)[返信]
銅(あるいは銀の)酸化は塩素イオン、水素イオン、あるいは塩化水素が存在しなくても酸素分子が存在すれば進行します。あるいは塩素イオン、水素イオン、あるいは塩化水素の濃度は酸素分子が銅を酸化する速度に影響を与えません(しかし酸化銅が溶ける速度は銅の量ではなく系中の酸化銅の生成量に依存します)。したがって酸素分子が銅を酸化する反応は酸化銅を塩酸が溶かす反応とは独立した反応であり、あわせて一つの反応というわけではないです。独立した二つの反応を一つの反応容器で実施するという技法とワンポットで実施するから反応としてひとつであると解釈することは別の話です。銅の反応について述べるというのは物質としての銅の属性を説明することです。そして銅を酸に溶解させる技法について酸化剤が共存する場合の銅の酸への溶解のうち「例外にすぎない酸素共存下」の条件は百科事典として必須の事例ではないです。つまり、酸化剤として空気酸化が利用されているというトリビアに過ぎません。言い換えれば塩酸の性質とはことなる反応を材料に塩酸が利用されているというだけで塩酸の反応の例として取り上げるのは不合理だということです。『酸化剤が存在する場合には銅は酸に溶解することがある、たとえば、硝酸のように自身が強い酸化力を持つ場合や熱濃硫酸の三酸化硫黄や溶存酸素が酸化剤として作用する場合は、銅表面に生じる酸化銅が不動態として保護被膜とならない酸や条件である場合に溶解する。』ということであり、「空気酸化共存の塩酸との反応」は唯一の反応でもなければ典型的な酸化剤共存下の酸との反応の例でもないので事実であっても特筆性はなく例示としては不適当であるということです。説明なくして事実を列挙したり、例外的な事象を例外である理由の説明もなく提示するというのはおかしく、百科事典的ではないということです。--あら金 2009年2月5日 (木) 19:08 (UTC)[返信]

銅の溶解速度について議論していたわけではないのです。最初から「空気酸化が関わる酸に対する溶解」であれば特筆すべき事項でないと判断したから、空気が存在しなくても反応が起こり得るか検討したわけで、異なる解釈をされてそれは誤りであると指摘されても困るのです。本文の「よって濃塩酸であっても銅、銀、白金、金などを溶かすことはできない。」の記述が『化学大辞典』の「重金属(銅、鉄、ニッケル、コバルトなど)とは加熱により反応が進行し」との記述と矛盾する点があるから疑義を申し立てたまでなのです。--As6022014 2009年2月6日 (金) 00:18 (UTC)[返信]

いえいえ、銅(0)を酸化する酸化剤が共存すれば、表面に酸化銅をとかす酸は塩酸でなくても酢酸でもよいですし、さらに酸でなくても、アンモニア水中で空気酸化すれば銅アンミン錯体を形成して銅(酸化銅)はとけます。金属銅がとけるうえで必要なのは水素イオンでも塩素イオンでもなく酸化剤が存在するか否かのもんだいです。--あら金 2009年2月6日 (金) 01:38 (UTC)[返信]
酸化剤は酸素分子、硝酸、三酸化硫黄、過酸化水素といったものだけですか。以下のような反応であれば水素イオンであっても酸化剤といえます。酸化還元電位が高いか低いかの程度の違いであって、普通、高校レベルではこれを酸化剤と特筆することはないでしょうけど。(解釈を拡張しすぎとの感想をもたれるかもしれませんが、酸化還元電位が存在する以上、その類に入る。)
2H+ + 2e → H2, E0 = 0V
それからもう一点、これかここで議論すべきかは別として、銅の溶解の速度について、何に依存し依存しないか述べられていましたが、実際の反応速度のデータを参照して議論されているのでしょうか。出典がないので正しいかどうか判断ができません。速度論に付いて議論されているからには実際に測定すると理論通りでなかったことが多々あることをご存知の上での議論と思いますが。--As6022014 2009年2月6日 (金) 03:25 (UTC)[返信]
別に論旨つじつまはあっていると考えますが。スズなどプロトンで酸化される金属では、酸化の原因であるプロトンが帰属する酸(成分)と反応しているのであるし、銅が二酸素(Dioxygen)で酸化される場合は、銅は酸(成分)とは反応していないということです。(もちろんスズはプロトンとも二酸素とも酸化されるということです)そしてマグネシウムなどはエタノールのプロトンとも反応しますから、酸としての乖離定数の大小が反応の進行を決定しているということはないです。不動態の問題がありますから、酸化還元電位的にはプロトンと反応するアルミニウムも水とは(見た目上)水とは反応せず酸化アルミニウムが酸性あるいはアルカリ性で水溶性が増大するというお膳立てが整って、プロトンと反応するようになるということです。反応条件を整えれば直流電源等で(反応系の外部から化学ポテンシャルを制御すれば)酸化還元電位大小とは逆行して反応を進行させることも可能でしょう(あるいは亜鉛めっきしてあれば鉄は亜鉛が反応し尽くすまでは反応しないということです)。なので反応条件の設定次第で変わる話を、塩酸の特性や金属銅の特性のように言及する必然はないと考えます。--あら金 2009年3月3日 (火) 11:41 (UTC)[返信]
反応速度が何の濃度依存するかにより、反応機構においてどの段階が律速であるかが言えるのであり、仮に水素イオン濃度に依存しないということが正しいとしても、それをもって水素イオンは反応に関係しないと断言することはできないのです。
ギブス自由エネルギー変化が正であるか負であるかで、反応か自発的に起こり得るか(平衡が右辺にずれるか)は、無限希釈状態である理想系についての議論であり、通常の実験的濃度でも定性的な話はこれでできますが、濃塩酸のような著しく活量が増大する系にはこれは適用できません。イオン化傾向もギブス自由エネルギー変化の数値に基づくものであるため、これを「濃塩酸であっても」と記述するのは「言い過ぎ」にあたるため、本文を訂正させていただきました。--As6022014 2009年3月4日 (水) 03:14 (UTC)[返信]

外部リンク修正[編集]

編集者の皆さんこんにちは、

塩酸」上の1個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。

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ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年9月29日 (金) 21:49 (UTC)[返信]

塩酸と塩化水素の誤用について[編集]

「塩酸」のページに、塩化水素の情報を掲載する場合には、その情報に、「塩化水素の情報である」ということを明記(付記)すべきです。他の方も指摘されているように、「塩酸」のページに、「塩化水素」の情報が記載されています。塩化水素の水溶液が塩酸であることは冒頭に記されています。--133.7.7.240 2018年11月1日 (木) 03:38 (UTC)[返信]

貴方と同じIPアドレスから福井大学教育学部附属義務教育学校で1時間以内にイタズラ書きのような事をしています。これは、貴方の編集でしょうか?同一人物であれば、議論に応じる必要はないので、まずはそれを御回答下さい。--JapaneseA会話2018年11月1日 (木) 07:58 (UTC)[返信]