ノート:国歌/「~の国歌」の改名基準の提案

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注:初めての方はまずノート:ラ・マルセイエーズ/改名提案をお読みください。

議論開始に当たっての予備知識[編集]

  • 各国の国歌の記事名については、一部の例外を除き、ここ3年「ロシアの国歌」のような抽象的な方式が踏襲されている。「ロシア連邦国歌」のような固有の歌曲名は記事名として採用せず、記事本文の冒頭部で触れる形となっている。その一覧はCategory:国歌で確認できる。
  • この方式は、もともとは国歌でなく国旗についてのプロジェクトWikipedia:ウィキプロジェクト 国/国旗#新項目作成において雛形として策定されたものであり、国歌の方式はこれに倣ったものである。
  • そもそも国旗のほうでもなぜ「○○の国旗」という方式にするようになったのか、事前に詳細な議論が行われた形跡は見当たらず、プロジェクトの当該部分の初稿者の方式を事実上踏襲してきたように見える。ただ、3年以上大きな異論が出ず運用されてきた経緯自体もある種の合意的な実績と考えることもできるため、事前の策定議論がなかったことが直ちに否定的に評価されるわけではない。
  • 国歌のほうにも、この国旗の方式を引用・踏襲するに当たって議論・合意があった形跡は見当たらない。つまり現状の国歌の表記形式は「事実上踏襲されてきたよその方式をこれまた事実上引用した」という脆弱な状況にあるとも言える。
  • このような状況を改善し、明確な基準を策定すべきではないか、というのがここで議論を行う動機の一つである。

Anton21氏の意見[編集]

「~の国歌」の項目の改名を提案したいと思います。(適当なページがないのでこのノートで議論を行いたいと思いますが、より適切な場所があれば教えていただければ幸いです。)

「~の国歌」の項目は数多く存在しますので、関心のある方は上のノートを読んだ上でぜひ議論にご参加いただければと思います。ではまず提案者の私から。

まず利用者:Anton21/記事名の付け方について をお読みください。

この理由に基づき、改名の基準は次のようにすることを提案します。

  1. 原則として、「~の国歌」は「(固有名)」と改名するのが望ましい。
  2. 「~の国歌」と「(固有名)」が並存するかどうかについては、Wikipedia:ページの分割と統合の基準に従う。
  3. 「(固有名)」の命名基準については、国歌#国歌一覧従う参考にするとよい。
    • 別名については記事内に記載する。

Anton21 2007年10月4日 (木) 09:30 (UTC)[返信]

固有名による項目名に就いて。Wikipedia:記事名の付け方#小説・詩・映画・舞台・音楽・絵画など芸術作品のタイトルを見ると、君が代以外の国歌には公式の日本語名は無いので、もしや和訳ではなく発音の仮名書きになるのではないか、と思いました。唯、Wikipedia:出典を明記するに基づき、出典があり、揺れが少ないなら和訳の題でも良いかも知れません。--kahusi (會話) 2007年10月4日 (木) 12:46 (UTC)[返信]
(追記)正式名が複数の言語分ある場合は、和訳題とするか、「~の国歌」で国歌としての文脈で書くかとなるでしょう。--kahusi (會話) 2007年10月4日 (木) 12:53 (UTC)[返信]

固有名による項目名について。Wikipedia:外来語表記法にもあるように揺れが大きいものですので、どれを取るかについては強く主張しているわけではありません。上で国歌一覧について言及したのは、国歌に詳しい人が記事を書いているでしょうから、参考にするといいかなと思ったまでのことですので。Anton21 2007年10月5日 (金) 03:33 (UTC)[返信]

代替案の提案をば。「~の国歌」は国の記事の子記事としての性格が強いですから、国歌については国の記事に国歌の見出し・節を設けてそこで説明するのはいかがでしょうか。(これはもちろん「(固有名)」の記事で国歌性について説明することを妨げるものではありません。)Anton21 2007年10月7日 (日) 03:47 (UTC)[返信]

(ここでの代替案採決に反対)そのご提案について、ここ限りで最終の可否を下したいというご主旨であれば、その採決方式そのものに反対します。理由は次のとおり。
  1. 各国に関する記事については、Wikipedia:ウィキプロジェクト 国というガイドライン的なプロジェクトがある。自ら拘束力がない旨説明しているが、実際の国の記事を見るとこれに倣っているものも多い。国歌の記事を国の記事に統合するとなれば、場合によっては記事サイズの誇大化(一部の非力ブラウザの容量超え)などの問題も生じると考えられる。同プロジェクトのノートでの正式提案などをせずにここ限りで決するのは越権的な所業ではないか。
  2. 同プロジェクトのサブページであるWikipedia:ウィキプロジェクト 国/チェックシートを見ると、国旗・国歌だけでなく、政治、経済、文化、教育など様々な分野が独立記事化しているかどうかを確認できる一覧がある。実際には、独立させず「国」の記事本体で節として詳述する例が多い(だから一覧においても赤リンクのほうが圧倒的に多い)が、基本線として誇大化予防のため分野ごとの分立化が望ましいとする傾向が窺われる。同プロジェクトは主にウィキペディア英語版からの翻訳に負うところが大きいようであるが、本文に『(訳注: 国の記事での記述はあくまで短い概説にとどめ、詳細については分野ごとに記事を作ることを推奨しているようです。)』とあり、誇大化回避の志向が感じられる。
いくら「数人で始めて」「従う義務がある訳ではない」プロジェクトであっても、そこでの積み重ねとして行われている分立化に逆らうような統合提案は「吸収側」「受入れ側」「誇大化させられる側」である国本体の記事に深く関わっている同プロジェクトで提起し合意を得るのが本筋と考えます。--無言雀師 2007年10月7日 (日) 05:18 (UTC)[返信]

ええっとですね、上のはあくまで一つの案として出したまでです。話をうかがった限りでは、仮に他のとの兼ね合いはおいておくとしても、この案は妥当ではないとのお考えのようですね。それならそれで構いません。Anton21 2007年10月7日 (日) 07:43 (UTC)[返信]

無言雀師氏の意見[編集]

当方の意見を述べます。まず、Anton21氏の詳細なご提案については、理論的には異議がありません。百科事典の記事名がどうあるべきか、「べき」論で考えれば歌曲名を優先すべきことを覆すのは難しいだろうと思います。そこで、当方は現実論を述べます。理論同士の対話から逃げるようで申し訳ないが、しかし編集作業には現実というものもつきまとうので、そこはご容赦願いたい。なお、これから述べるのは固有名の記事と「○○の国歌」の記事を両立させるだけの分量がない国歌の記事の場合にどちらを記事名として優先するか、という話であり、両方の方式の記事名で十分に両立が可能な場合については規制の対象外とします。

  1. 理論としては歌曲名を優先すべき、という理想は堅持すべき。このことを念頭から外すべきではない。
  2. ただ、ここで問題となるのは「漢字かな交じりの和訳の名称」あるいは「カタカナ転音の場合の表記揺れ」である。たとえば日本の公的制度であれば今の「財務省」を大蔵省と呼ぶことは許されない。しかし、日本以外の国の国歌の「日本語における」正式名称というものは、一体誰が定め、どのような形式で公示されるのか。「ラ・マルセイエーズ」と「ラ・マルセイェーズ」(小さいェ)のように複数の表記揺れがある場合にどれを優先採用すべきかを、一体誰が判断するのか。
  3. ことは「国家の国歌」をどうお呼びするかという一大事である。いい加減な表記をあたかも「正式な和訳表記」であるかのように示してしまうのは、百科事典にふさわしい行動であろうか。
  4. 駐日大使館の文書・ウェブサイト等で明示されているような一部の例を除き、現実にはすべての国歌に法的・公的に和訳名称が規定されているとは言えない。したがって、そのような現状下で闇雲に原理主義的に歌曲名を追求すると、「理念は美しかったのに実際には不正確な和訳名を採用した」という残念な結果を濫造する可能性があり、時期尚早と考える。
  5. Category:国歌をご覧いただきたい。壮観である。簡便な国名とともに「の国歌」という文字が付され並べられている。「女王陛下万歳」のように一国のみの国歌と言えないものについては歌曲名もあるが、それ以外はコンパクトにまとめられており、そこに歌曲名も登場となるとゴチャゴチャ感は出てくる。今の景色を崩すことになるのは忍びない。ただ、仮に歌曲名を優先するとしても「○○の国歌」はリダイレクトとなり、そのリダイレクトの末尾にカテゴリを付記すれば灰色リンクながらカテゴリ内に登場するので検索利便性は担保される(実益としては問題ない)。
  6. 各国の国歌の記事の現状は「○○の国歌」を記事名とし、記事文中において固有名に触れている。中には精緻な議論を経ている場合もあるが、単に初稿者等の記述を踏襲しているにすぎないものもあり、これを一様に「国歌に詳しい人が記事を書いているでしょうから、参考にするといいかなと思った」という感性で全面信頼していいのであろうか。一国の国歌の和訳名称を、個人のブログでなく百科事典で、それも記事名として表示するのである。記事文中に「という和訳名称もある」という形で連記するならともかく、記事名として用いるのであれば精緻なソースがないものは排除すべきではないのか。
  7. Anton21氏のご提案は理論としては大変精緻。しかし、現実にそれを網羅的に実施できるのかというと疑問。また、各国歌の記事ほうぼうで論争を提起しかねない懸念もある。変な喩えだが、Anton21氏のご主張は、一流の投手(百科事典)の投げる球(記事名)に、わずかな硬球(正式ソースのある和訳名)と多くの泥団子(正式ソースのない和訳名)を使おう、というものではないかと思う。その「硬球がかっこいい」という理念は念頭に置きつつ、いつかそうしたいということは常に心に思いながら、しかし当面は現実的に考え、軟球(○○の国歌という他称的な方式)を用いるのが一番無難でなかろうか、と思う。

したがって当方は次のような提案をします。

a. 国歌の記事名は、原則は無難な『○○の国歌』方式とし、正式なソースで一意の和訳名が認定できるもの、複数の国家の国歌となっているため「○○の国歌」方式が妥当でないもの、などは個別のノートでの議論を経て歌曲名への改名も可とする(ノートでの議論は絶対条件とはしない。誰が見ても議論不要の場合は省略可)。その場合、旧称「○○の国歌」は当然リダイレクトとして残し、リダイレクト自身にもカテゴリを付記することでCategory:国歌に灰色リンクで登場するようにする。
b. 記事名としては固有の歌曲名が本来は望ましい、という理念はここの議論における成果として尊重する。もし何らかのきっかけで「ある国の国歌の和訳名が正式にオーソライズされた」という報に接したときは、編集者各位は当該個別の国歌の記事のノートでその旨を提示し、「この国歌の記事については歌曲名に改名しませんか」と提起するように心掛ける。
c. ただし、複雑な事情があって固有名の記事と「○○の国歌」の記事を十分な分量で両立させることができる場合は、どちらを優先するかについては論争が生じないので併存を是とする。

不正確な和訳名を「世界に開かれた百科事典」での記事名として用いることは避けたいです。したがって理念とは別に、現状の「○○の国歌」方式堅持を主張します。「固有名を原則とし○○の国歌を例外とする」のではなく「○○の国歌を原則とし固有名を例外とする」わけです。正確性の担保、不毛な論争の回避という現実的な対応としてはいいと思うのですが。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 01:19 (UTC)[返信]

追記します。さきの現実論の結論(a.b.c.)とは別に、ややAnton21氏寄りの考え方として次のd.e.も提示します。

d. 記事名の原則は固有名を採用とする。もとから固有名がないものは「○○の国歌」を使う。
e. ただし、公的・正式な「和訳の」固有名がきっちり確認できない場合(少しでも疑義とか揺れとかがある場合)は、固有名ではなく「○○の国歌」方式を用いる。固有名の採用は厳格にする。

a.b.c.とd.e.との違いは「どちらを原則として掲げるか」であり、記事名がどう改名されるかされないかの結果については、ほぼ同じになると思います。「理念を捨てたくない」というご意見が多ければ理念を強めにしたd.e.でもかまいません。とにかく、ソースのない、ある編集者がその好みで書いたに過ぎない和訳を記事名に用いるのだけは反対です。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 02:11 (UTC)[返信]

  1. 要は正式和訳がないものは記事名にすべきでない、ということですね。それだと外来語由来の記事はほぼ記事名にできないことになってしまいます。日本語ではフランスや中国のように中央機関で名称を決定しているわけではないので。Wikipedia:記事名の付け方によれば、日本語で一般的なものを採用するようにとは言っても、正式名称までは要請していませんので、その意見はこのガイドラインに反しているのではないかと思います。
    • また仮に「~の国歌」を採用するにしても、国名というものは外務省呼称と一般的呼称、その国の大使館が和訳した呼称などさまざまにあるわけですが、どれを採用したらいいのでしょう?固有名と同じ問題が発生してしまいますが、その点はどうお考えでしょうか?
  2. 検索性・一覧性の問題については、上で述べたように、傍論にすぎないと思います。
  3. 各記事で名称について論争することは問題だとは思いません。むしろ、その記事に関心がある人たちが論ずることでより適切な名称が採用されるのなら、その方が望ましいでしょう。
  4. 国歌一覧を参考にするのではダメでしたら、別に原則を立てなくてもかまいません。参考にするとは、その意味で申し上げました。表記ゆれの問題自体は傍論だと思いますし、個別の記事で具体的に論じることかと思います。
  5. 固有名を否定するだけでは~の国歌を肯定する理由にはなりません。(まったく別の方法論を採用することだってありえるわけですから)。ですから、~の国歌を肯定する理由をもう少し詳しく教えていただければ幸いです。

Anton21 2007年10月6日 (土) 03:31 (UTC)[返信]

はい、基本的に傍論であることはふまえております。現実だけを根拠に理念をねじ曲げることはできないので、あくまで理念を尊重した上で現状追認を、と申し上げました。傍論をもって原則をたたきつぶそうとは思っておりません。ですから、できれば傍論だという一言で却下してほしくはありません。さて、国名については、Wikipedia:記事名の付け方#国名の規定自体が現状追認的なものであり明確なものとは言えませんが、結果を見れば、現状の国家(国歌でない)の記事名は、当時の河野太郎外務大臣政務官の肝いりで平成15年4月1日に一斉改称が行われた日本国外務省による表記に準拠しており、「○○の国歌」に用いる国名もそれ(つまりウィキペディアで採用されている表記)を用いればいいと思います。国名の論争は国名の記事に任せるべきで、国歌の記事はその結論に従えばいい。そこまで国歌のほうで心配する必要はない。「○○の国歌」というのはある種の説明的用語です。たとえるなら、「内閣総理大臣 (日本)」は固有名称ですが「日本の首相」は状態説明に過ぎません。前者の名称には法的な根拠が必要なのに対し、後者の名称は別に根拠は要りませんし、しかも「イギリスの首相」など他国への応用がききます。「○○の国歌」方式は、○○の部分に外務省表記を使うということを割り切りさえすれば、論争もなく、また状態表示に過ぎないので厳格な正確性をあまり考慮しなくても済むという簡便な命名法だと言えます。固有名はそうは行きません。国歌という「公的な事象」についての記事ともなれば、「この記事名には公的な訳名が使われている」という前提で解釈する閲覧者も少なくないと思われます。Anton21さんには「ラ・マルセイエーズが公式・公定の正式和訳名だ」と断言されるおつもりがなくても、その記事名を見た小学生は「そうか、ラ・マルセイエーズがフランス国歌の正式日本語表記なんだ」と誤認するおそれがあります。一国の国歌について、ご自身は意図していなくても(お心の中では十分なエクスキューズがあると思っていても)他者が違う受け取り方をしてしまうというおそれ、一国の国歌の正式でない和訳名を正式な和訳名として流布する手助けをしてしまうおそれ、があるとはお感じになりませんか。当方は、百科事典で公的な事象を扱うときは、慎重であるべきと考えます。完全に公的・公式と確認できないものを「あたかも公定のものであるかのように」用いることは避けるべきではないでしょうか。記事本文中であれば「これは公式な訳名ではない」と断った上で固有名を書く、という方法が使えますが、記事名自体には註記はできないので、正式・公式と確認のとれないものは採用しないほうが安全だと思います。「○○の国歌」方式を肯定する理由は、もっとも簡便だと思うからです。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 04:38 (UTC)[返信]
(引用)>それだと外来語由来の記事はほぼ記事名にできないことになってしまいます。日本語ではフランスや中国のように中央機関で名称を決定しているわけではないので。Wikipedia:記事名の付け方によれば、日本語で一般的なものを採用するようにとは言っても、正式名称までは要請していませんので、その意見はこのガイドラインに反しているのではないかと思います。(引用終わり)
Wikipedia:記事名の付け方#外来語には『「できる限り」仮名漢字による定訳、正式名称を優先します。』、『最終的には日本語圏においてその表記が一般的であるかを重視して記事名を決めます。』云々とあります。なるほど、「正式表記」だけに限定はしていません。したがって、議論もなしに頭ごなしに正式表記を強要して改名し(あるいは改名を差し戻し)などすれば、これはガイドライン違反と言えるでしょう。しかし、ガイドラインはあらゆる場面を想定して完全に網羅して作られているわけではない。一部足りないところがあればそのノート、あるいは今回の議論のように特定のノートで「例外的方法」とか「特定の分野に限った方法」を議論することは許されるのではないですか。当方は今まさに議論してその「特定の分野に限った方法」を意見提示しているわけで、それを捕まえて「その意見はガイドライン違反だ」と言うのはあんまりじゃないですか。それは「年金時効撤廃特例法」を提案している議員に対して「特例法制定など国民年金法という本体法への反逆だ認めん」と非難するようなもので、まったくもってナンセンス、失礼ながら「ためにする非難」「対話相手をやりこめるための非難」じゃないですか。貴殿の理念には基本的に賛成している当方ですが、そのご発言だけは納得致しかねます。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 05:05 (UTC)[返信]
当方の動機・懸念をものすごく単純化すると、『本質的には歌曲名でいいんだけど、「スパゲティ」とか「卵かけご飯」のような一般名詞じゃないんだから、国歌の名称には100%正式なものを使おうよ。1%でも疑義のあるやつは全部「○○の国歌」方式で無難にいこうよ』ということです。国歌も単なる歌、少々適当な訳名でもいいよ、と考えるか、畏れ多くも一国の国歌だからそそうのないように、とかしこまるか、です。しょせん歌じゃねえか、そんなに堅く考えんなよ、というのが意見の大勢であれば「あやしいものも含めて原則歌曲名」に方向性が決まっても仕方ないですね。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 05:15 (UTC)[返信]
項目冒頭に「この項目名は正式な名称では無い」といった趣旨のテンプレートを貼っておくのも一つの手かと。ただそれを言うと国の項目や他の項目にも貼れと言われるかも知れません。 --kahusi (會話) 2007年10月6日 (土) 06:46 (UTC)[返信]
  1. 固有名より国名のほうが安定的だというのはよくわかりました。
  2. 「公的な事象」だからといって命名に特別強力な証明責任を課する必要はないと思います。
    • また、正確さをいうなら、上でも述べたように、一属性・一要素に過ぎない「~の国歌」よりも固有名の方が(表記揺れはあるにしても)事物を指し示す用語としてはより正確です。(つまり、~の国歌≒固有名)
    • 万が一命名の正確さがどうしても必要だと考えられるなら、(ラテン語命名も含め)kahusiさんのおっしゃる方法を採用してもいいかと思います。(個人的にはあまり気がすすみませんが。)
  3. ガイドラインについては確かにおっしゃるとおりです。というか、舌足らずでした。失礼しました。
    • ガイドラインを覆すにはそれなりの根拠がなくてはならないと思いますが、私は 2. の理由から、正式和訳を要請する必要はないように思っていますので、その根拠に該当するとは思いません。よって、ガイドラインに沿わないと思っています。

Anton21 2007年10月6日 (土) 09:27 (UTC)[返信]

はい、「反している」との表現でしたので過剰に反駁しましたが「沿わない」であれば事実そのとおりだと思います。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 10:12 (UTC)[返信]

固有名とする時にラテン文字を利用出来ないか[編集]

Wikipedia:記事名の付け方#学術雑誌を見て、或はこの方法を国歌にも利用出来ないか、と考えてみました。「外来語」の節では

  • >しかし、外国語表記を排除する意図はなく、慣例なども考慮し、最終的には日本語圏においてその表記が一般的であるかを重視して記事名を決めます。

とあり、『ラ・マルセイエーズ』や『星条旗』程一般的でない訳名(音写含む)の場合は原語表記(或はラテン文字転写)に出来るかも知れません。 しかし、正式名が複数言語に亙る場合はやはり利用出来ないですし、其処までするなら「~の国歌」で良いとも考えられます。 という訣で、ラテン文字の利用に就いて意見を聞きたい処です。--kahusi (會話) 2007年10月6日 (土) 06:46 (UTC)[返信]

和訳採用時に問題となる「どこそこのお墨付きがあるかないか」、「表記揺れからどれを選ぶか」、なんてことを悩まなくても済むので名案だとは思うのですが、ダイアクリティカルマークがあるので、英語以外に適用するのは作業が難しいかと。ラテン語転写に一意の正書法が定められた国ばかりならいいですが、そうでない国もあるかもしれないし。--無言雀師 2007年10月6日 (土) 08:12 (UTC) / 修正--2007年10月7日 (日) 05:53 (UTC)[返信]
無言雀師さんのおっしゃるとおり、もしラテン表記にも表記ゆれがあるのならば、日本語名のほうがまだ望ましいとは思います。ただ表記ゆれがないのなら、特段反対する理由はありません。個人的にはあまり気はすすみませんが。Anton21 2007年10月6日 (土) 09:27 (UTC)[返信]

採決[編集]

他に何か意見のある方はいらっしゃいますか?無ければWikipedia:合意形成に基づきしかるべき方法を取らねばなりません。Anton21 2007年10月12日 (金) 03:13 (UTC)[返信]

意見が一本化された訣では無いので、この儘ですと多数決になるものと思います。--kahusi (會話) 2007年10月12日 (金) 10:40 (UTC)[返信]

意見が出ないようなので、Wikipedia:合意形成#多数決方式の 2. に基づき、まず対立点を明確にしたいと思います。今までの議論を追った限り、最終的には

  • 「公的な事象」について、命名に特別強力な証明責任を課する必要は(ない/ある)。

かどうかが対立点のように見えます。この点について賛否を問いたいと思います。賛否が分かれればまずこの点について議論を尽くすことになるでしょう。参加者の方は賛否を明らかにしてください。なお、私は上で論じたように、「必要ない」と考えております。Anton21 2007年10月14日 (日) 08:30 (UTC) /採決場所の移動に伴い「下」を「上」に書換え--無言雀師 2007年10月14日 (日) 17:45 (UTC)[返信]

(コメント)和訳の選択についてあまりにも厳格な立証を求めるのは、確かに現実的ではないかもしれません。仮に当方の「厳格意見」が負け「ゆるやか路線」に落ち着いたとしても、さすがに「箸にも棒にも」的なトホホな和訳まで何でもかんでも採用しよう、という改名提案はあまりなされないだろう(常識的に運用されるだろう)と思います。というか、あまりにもトホホな和訳名の選択肢しかなければ当方が突っ込む以前に他の方からも異論が出るでしょうし、そういう個々の意思を信頼するという立場に立つならば、あらかじめ羈束的にがんじがらめにしようと考えるのはおこがましいかな、Anton21氏のゆるやか路線でもいいかな、と感じるところもあり揺れ始めております。和訳選択時の妥当性には各国歌で濃淡があるでしょうがとりあえず(あまりにもトンでもないもの以外は)記事名には採用し、その濃淡の詳細(在日大使館が用いる表記、とか、報道で多用例あり、とか、各国国歌を収録したCDで多く使用される表記、とか)は記事本文で説明すれば「記事の正確性」を担保することはできるわけですしね。Anton21さんのご提案で行きましょうか。--無言雀師 2007年10月19日 (金) 08:50 (UTC)[返信]

1週間経過して反対意見もでなかったので、私の提案について合意が形成されたように思います。 この合意に沿って、これから記事の改名を進めて行きます。(了)Anton21 2007年10月21日 (日) 03:18 (UTC)[返信]

念のため確認です。「改名を進めて行」かれるに当たっては、(あまりにも当然で異論がまず出なさそうなものは別として)一応提案手順は踏まれるということですよね。まさか、国歌の一覧の表の表記をもとに問答無用で次々と移動機能を使われるということではないですよね。--無言雀師 2007年10月21日 (日) 03:25 (UTC)[返信]
Wikipedia:ページの改名の基準からして、合意があっても改名提案をすることが推奨されていますので、提案手順を踏むことになります。Anton21 2007年10月21日 (日) 09:00 (UTC)[返信]
ありがとうございます。決まった以上は、個別のご提案で「公的な正確性が云々」で茶々を挟むことは致しませんのでご安心を。--無言雀師 2007年10月21日 (日) 13:46 (UTC)[返信]

合意内容[編集]

合意の内容は以下の通りです。

「~の国歌」の記事名について、

  1. 原則として、「~の国歌」は「(固有名)」と改名するのが望ましい。
  2. 「~の国歌」と「(固有名)」が並存するかどうかについては、Wikipedia:ページの分割と統合の基準に従う。

改名案のたたき台[編集]

利用者‐会話:Anton21#国歌についてにて質問がありましたので、念のため記載しておきます。 私 Anton21 が改名提案をする際には、改名案としては

  1. 「~の国歌」記載の固有名
  2. 「国歌」記載の固有名

を順に採用しています。(これは上にも書きましたが、なんら他の改名する人を拘束するものではありません。)Anton21 2007年12月28日 (金) 10:21 (UTC)[返信]

合意内容への異議[編集]

ノート:ブルネイの国歌#改名提案ノート:国歌#10月合意を破棄する提案において、上記の合意内容に対しての異議が呈されました。--Flénu 2008年6月8日 (日) 03:15 (UTC)[返信]