ノート:京小次郎

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改名提案[編集]

原小次郎への改名を提案します。理由は歴史上の人物であり、記事中にもあるように、より史料価値の高い島津本および吉川本の『吾妻鏡』では「原小次郎」とされているからです。また北条本『吾妻鏡』や『曽我物語』においても「京の小次郎」または「京ノ小次郎」(「の」または「ノ」が入っている)であり、「京小次郎」という記事名は問題があるように思います。--ロンドル会話2022年11月6日 (日) 17:03 (UTC)[返信]

お疲れさまです。先に結論を述べますと、申し訳ないのですが現時点では賛成しません。
先に「京小次郎」に問題があるか?という点ですが、問題ないように思います。参考文献に挙げられている『国史大辞典』の該当記事を見ましたが、「京小次郎」の表記が使われており、歴史学的にも問題がないように思います。また『吾妻鏡』諸本については存じ上げず恐縮なのですが、少なくとも参考文献に挙げられている『大日本史料』で引かれている『吾妻鏡』の記事にも「京小次郎」とあり、助詞がない表記が適当ではないということではないように思います(無論「京の小次郎」が妥当ではないというわけではありません)。
次に「原小次郎」への改名なのですが、WP:NCでは記事名の付け方の目安として「認知度が高い」ことを第一に置いています。京(の)小次郎と原小次郎で認知度が高いのが前者であることはご承知のことかと思います。なので、現時点では原小次郎への改名が妥当とはいえないかと思います。
現時点と書かせていただきました。提案者様のご懸念は原史料の信憑性がより高い方が、WP:NCのいうところの正式名称に相当するのではないかということなのかと思います。しかし提案者様が「記事中にもあるように、」と仰られているテクストは提案者様自身が追記されたものになりますが、いかんせん出典が付記されていないため現時点では重視することが困難です。なので、もし「京(の)小次郎ではなく原小次郎と呼ぶのが適当」とする参考文献が用意されたとすれば、あとは他の利用者様のご決定に不服は申し立てません。以上よろしくお願いします。--鉄帽子会話2022年11月9日 (水) 04:59 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。『現代語訳 吾妻鏡6 富士の巻狩』(吉川弘文館、2009年)、『源頼朝』(元木泰雄、中公新書、2019年)、『源氏将軍断絶』(坂井孝一、PHP新書、2020年)など近年の歴史本ではほぼ「原小次郎」と記述したうえで「京の小次郎」とする説もあると記述されています。もちろん古典物語『曽我物語』においては「京の小次郎(京ノ小次郎、京小次郎)」ですのでそちらの古典物語について触れている著作物では「京の小次郎(京ノ小次郎、京小次郎)」となっているものと思われ、どちらを優先するかという問題になりますが、どちらの知名度が高いかというのは微妙な問題と言いますか、個人的にはどちらの知名度も高くないと思われます。--ロンドル会話2022年11月10日 (木) 08:05 (UTC)[返信]
典拠の補足ありがとうございます。ご提示いただいた典拠そのものにつきましては異論はなく、適当なものと思います。
「どちらの知名度が高いか」という問題ですが、そもそも当該人物の知名度がそこまで高くないというのはもっともかと思います。ただ芸能分野でいわゆる曾我物は歌舞伎や舞台などで多く題材に取り上げられており、京の小次郎は頻出の登場人物ですから、やはり認知度の高さは「京の小次郎」が上回る(歴史学分野でも知名度が高くない原小次郎と同列に認知度が低いとはいえない)かと思います。私の見解は以上になりますので、新たな見解が提示されない限りは他の利用者様がたの合意にお任せします。--鉄帽子会話2022年11月11日 (金) 06:03 (UTC)[返信]

最後のご意見より1週間が経過しましたが、同意していただけるご意見が得られませんでしたので、改名は見送ります。--ロンドル会話2022年11月18日 (金) 16:36 (UTC)[返信]