ノート:中華丼

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中華丼の参考として引用されているらしき『一年中朝昼晩のお惣菜と支那、西洋料理の拵え方:美味しく出来る家庭向き』では、具を炒めた鍋の中に飯も放り込まれてかき混ぜられていて、つまるところ炒飯になってるんですが、大丈夫なんですかこの記事。

大丈夫ではないでしょう。中華丼という単語で検索して、昭和初期の文献が出てきたからといって、これが今現在の中華丼と同じものを指している保証はありません。この状況で「遅くとも昭和初期には普及していた」などと書くのは独自研究そのものです。
また『日本史総合辞典』を示して来々軒の話が書いてありますが、『辞典』の来来軒と来々軒は同じものなのでしょうか。浅草閉店年が一致しません。来々軒なんてこの店だけを扱った文献もあるのですから、そういう文献を見たうえで、中華丼に関して言及があれば取り上げるのもよいと思います。しかし同じ『辞典』の、こんな短い記述を示して「とする説がある」などと書くのは牽強付会もいいところだと思います。
中華丼と言えば客が作らせたものがメニュー化した、という話が有名で、あの話は本当なのか、と読む人もいるでしょう。しかしこの内容では、読者は失望するだけだと思います。--西村崇会話2021年6月20日 (日) 04:15 (UTC)[返信]