ノート:アンチラグシステム

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トラクションコントロールやリミッタ目的の燃料停止装置[編集]

記事中にありますトラクションコントロールリミッタ目的の燃料停止装置もミスファイアリングシステムに含まれるのでしょうか?たしかに、モータースポーツ目的のこれらの装置は存在しますが、私はそれぞれ別の装置だと思います。皆様のご意見をお聞かせください。別の装置であるという同意が得られましたら、これらの内容をそれぞれトラクションコントロール、および、後者名の正確な装置名は分かりませんがレブリミッタ等、に移動させようと思います。--eveningmist 2007年2月21日 (水) 19:48 (UTC)[返信]

トラクションコントロールとリミッタはミスファイヤリングシステムには含まれないと思います。なお本文中の二次エア供給システムも供給されるエアはタービンから三元触媒直前のフロントパイプに供給されており本文中に有るようなターボラグ云々を狙った物ではなく排ガス浄化(触媒に新鮮な空気を導き未燃焼ガスを燃焼させる)の為に付けられてるので削除した方が良いと思います。(勿論ラリー車では二次エア供給システムではなくミスファイヤリングが取り付けてあります。--222.3.117.119 2007年3月19日 (月) 22:08 (UTC)[返信]

222.3.117.119さん、ご意見を有難うございました。私もその通りだと思います。編集についてですが、興味のある方が少ないのか、私が提案を行なってから最初のご意見を頂けるまで1ヶ月掛かりました。他の方の意見もあるかもしれませんので、あと2週間くらいは気長に待ってみようかと思います。--eveningmist 2007年3月20日 (火) 18:33 (UTC)[返信]
利用者:Eveningmist様、今日修正しようと思いましたが、修正はお任せします。なおIPは変わっているかも知れませんが私は222.3.117.119ですので--222.2.145.54 2007年3月24日 (土) 15:43 (UTC)[返信]

削除、移動は不適切だと思います。リミッターは通常の燃料カットでは無く、点火を停止させミスファイヤーさせガソリン冷却させる技術で、トラクションコントロールも同じで、本文中のターボラグ解消と目的は違うが同じように、点火系側を停止させているので、説明を付け加えるほうが適切だと思います。 222.3.117.119さんの三元触媒には、二次空気は使われていません酸化触媒には使われています、二次空気を導入しマフラー内の熱で燃焼させ、いわゆるアフターファイヤーを起こさせるためのはずですが?--FrontM 2007年3月25日 (日) 00:03 (UTC)[返信]

FrontMさん、貴重な意見を有難うございます。どうやら、捉え方に大きな問題があるようです。すなわち、(a)ミスファイアリングシステムをターボラグ解消の装置とみるか、それとも(b)失火を意図的に起こさせる装置と捉えるかです。私は(a)の意見なので、削除しないまでも移動させる必要はあると思っています。リミッタもトラクションコントロールも、機能を果たす手段の一つとして失火を利用しているのであり、失火させること自体が目的ではないと思います。つまり、リミッタは機能達成のために失火も利用することがある、トラクションコントロールも目的のために失火も利用することがある、という考えです。もちろん、「ターボラグ解消」も手段の一つとして失火によるタービンの駆動を意図していますが、ミスファイアリングシステムの名称はターボラグ解消装置として一般化していると思います。--eveningmist 2007年3月25日 (日) 09:06 (UTC)[返信]
eveningmistさんが書かれている様に、通常「ミスファイアリングシステム」という言葉を使用する対象は、ラリーやGTレースのターボ車両のターボラグ解消のために、未燃焼ガスをターボ前で燃焼させるシステムに対してです。回転リミッターやトラクションコントロールは点火カットや燃料噴射量コントロールをしミスファイア状態を作りますが、それらを「ミスファイアリングシステム」と表現することは決してありません。したがって、削除は問題無いと思います。ミスファイアリングシステムの構成部品として、排気2次エアを導入しているものも存在します(三菱のPCCS等)ので、222.3.117.119さんが書かれている項目を削除することは適当ではないと思います。さらに、FrontMさんが書かれている、三元触媒には排気2次エアを組み合わせないというのも誤りです。始動直後のキャタライザーの活性化のために排気2次エアを導入しているもの(S2000,NSXやRX-7等)も存在します。参考:http://www.honda.co.jp/factbook/auto/s2000/199904/017.html)--NSX GT-1 96 2007年3月25日 (日) 09:37 (UTC)[返信]
eveningmistと基本的に同じ意見で、ミスファイアリングシステムはターボラグ解消の装置だと考えています、ただ、同じような装置で、ターボ非装着でも点火系を停止させミスファイヤー(失火)させることで、生ガスを発生させ、ガソリン冷却などターボラグ解消以外に使われる場合があるが、「ミスファイアリングシステム」とは呼ばれておらず混同されやすく注意が必要である、と言うような内容の説明を補足するのが私の意見です。燃料カットでは無いところがポイントのような気がしますが?。NSX GT-1 96さんのご指摘のとおり、キャタライザーの早期活性化のため、始動直後の数分間だけ二次エアーを行うのを、うっかり忘れていました。ご指摘ありがとうございました。--FrontM 2007年3月25日 (日) 15:00 (UTC)[返信]

2007年4月2日 (月) 13:16の222.14.99.78さんによる編集により、当該事項は削除されました。ご意見をありがとうございました。--eveningmist 2008年1月24日 (木) 10:53 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

「アンチラグシステム」への改名を提案します。

1990年代、この技術がWRCに導入されはじめた頃には

  • 「ミツビシが95WRCに向けテストを開始」『Racing on』第9巻第17号、1994年8月、33頁“エンジンのテスト車は、トヨタ・セリカやスバル・インプレッサのごとく、バリバリと激しくミスファイアを繰り返すのだが例のミスファイアリングシステムは搭載されていないという。” 
  • 「ST205 セリカGT-FOURの全て」『Racing on』第10巻第2号、1995年1月、137頁“ST185のミスファイアリング・システムなどに代表されるハイメカはさらに煮詰められており[...]” 
  • Shoji Mita「95年WRCはここに注目!」『Racing on』第10巻第4号、1995年2月、64頁“[ランサーエボリューションIIIの解説] ひとつは、いわゆるミスファイアリングシステムの本格的な採用だ。” 

と「ミスファイアリングシステム」の呼称がよく用いられていたと思います (例示がRacing on誌だけですが)。

これが2000年代以降には

  • 「WRC基礎知識講座」『WRC Plus』第1巻、2003年、65頁“アンチラグ [Anti-Lag System] ターボ過給エンジンの欠点だったスロットルレスポンスの悪さを解消するため[...]。意図的に通常とは異なる燃焼を起こさせることから「ミスファイアリング・システム」ともいう。” 
  • 稲垣秋介『三菱によるラリーカー工学 公道最速カテゴリーの技術』三菱自動車工業株式会社 監修、山海堂、2005年、82頁。ISBN 4-381-08849-2。"WRCにおいて、各社は1994年頃からターボチャージャーの過給遅れを改善するため「アンチラグシステム」と呼ばれる機構を採用した。"。 
  • 今井清和「WRカーの過給技術」『MotorFan illustrated』第13巻、三栄書房、2007年、73頁“アンチラグシステムによりWRカーのターボは常時フルブースト状態で稼働する” 
  • 嶋村誠、小澤正弘、戸叶大輔、下山浩、鈴木敦、萩原博「世界ラリー選手権参戦の総括 Summary of the World Rally Championship of SUBARU IMPREZA Rally Car」『自動車技術』第63巻第10号、自動車技術会、2009年10月1日、21-26頁、ISSN 0385-7298“①アンチターボラグシステム: [...]そこで,われわれはよりコントロール性の高いアンチターボラグシステム(Anti turbo Lag system,以下ALS)の開発・改良に取り組んだ。” 
  • 古賀敬介「アンチ・ラグ・システム in Racing Field」『MotorFan illustrated』第119巻、三栄書房、2016年、60-63頁“モータースポーツの世界で、ターボラグを解消するためのアンチラグシステム=ALSが一般的に採用されるようになったのは、[...]” 

など「アンチラグシステム」の呼称が用いられているためです。--Kirche会話2022年4月4日 (月) 14:22 (UTC)[返信]