コンテンツにスキップ

ナミダクロハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナミダクロハギ
ナミダクロハギ Acanthurus japonicus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ニザダイ亜目 Acanthuroidei
: ニザダイ科 Zanclidae
: クロハギ属 Acanthurus
: ナミダクロハギ A. japonicus
学名
Acanthurus japonicus
japonicus, 1931
英名
powder brown tang

ナミダクロハギ (涙黒剥[1]学名:Acanthurus japonicus、英名:powder brown tang)は、スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科に属する

分布

[編集]

台湾西沙諸島などに分布する。日本では奄美大島以南、小笠原諸島などに生息する。

生態

[編集]

体長は25cm程度。メガネクロハギと似ているが、眼から上あごまで白色域が広がり、胸鰭の付け根と尾柄部が黄色であることで判別できる。サンゴ礁礁湖の斜面などに生息する。

利用

[編集]

観賞魚として人気があり、水族館などでも展示されている。

脚注

[編集]
  1. ^ ナミダクロハギ(Powder Brown Tang)市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク

参考文献

[編集]
  • 岡村収・尼岡邦夫 編・監修 『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年8月20日 初版第1刷発行 642頁 ISBN 9784635090278