トリエトキシシラン

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トリエトキシシラン
識別情報
PubChem 13830
ChemSpider 13230
特性
化学式 C6H16O3Si
モル質量 164.27 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

トリエトキシシラン 純粋100%のトリエトキシシランは、 活性炭の吸着濾過と精留で、毒性のある異物は除去出来る。純粋品は日本でも販売している。 量産してるのは、日本では1社か2社しかない。 不安定な製品なので、窒素雰囲気での管理が 必要になる。

(triethoxysilane) は、不純物を含む半製品は性の化合物である、原料由来の残留毒素と考える。[1]消防法に定める第4類危険物 第2石油類に該当する。 特記事項として、、大量に使用した実験する場合は、蒸気の暴露で目の粘膜や角膜に薄膜を作り、目を痛める。局所排気装置が有る場所での実験を勧める。 暴露した時は生理食塩水で洗浄する。痛みが残る場合は眼科医に見せる事。[2]

東京化成工業(株)の記載事項を訂正したい。 トリエトキシシランの合成は、金属シリコンの顆粒とオイル(種類はあえて書かない)、触媒として塩化第二銅を使う。窒素雰囲気下の状態で、フラスコ内で、200℃の高温で反応活性化させる。 活性化させた状態で、高温状態を保ち、エタノールを滴下させる。活性化した金属シリコンとエタノールを反応させて、 トリエトキシシランを合成させる。 数日高温化で、活性化反応を続ける。 窒素雰囲気下で、冷却保存して、 液体部分のみを蒸留して、トリエトキシシランを取り出す。しかしながら、イオン化した塩素や銅の成分が残留している。 この状態が、東京化成工業の試薬と思われる。 その為、銅の毒性が記述にされていると思われる。  純粋な100%濃度のトリエトキシシランを作る為には、触媒に含まれている異物を吸着濾過して除去する。 生産ライン規模で作るなら、大型精留塔を使い、完全に分離させる。 月に、1トン以上の生産ラインを持つ会社は、 日本には、数社しかないだろう。 コストダウンするには、海外工場で委託生産してもらう方が良いだろう。 エタノールの価格がネックになるだろうね。 海外工場で、粗製品まで作って貰い、 国内で吸着濾過して、大型精留塔で、 純粋なトリエトキシシランを作る。 生産工程で、水分や空気が混入したら、 分解反応が起きて、モノシランガスが 出来る。運が悪ければ爆発や発火する。 一部、生産工程は曖昧な記述にしました。 製造方法などが、特許や実用新案になっていると考えるから、詳細情報は伏せる。 不安定な物質なので、試薬で売られている物は 未精製品か、分解が始まっているので、 純度が、95%ぐらいに表記されている。

出典[編集]

  1. ^ Triethoxysilane at www.chemspider.com
  2. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)