チェロキー語

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チェロキー語

ᏣᎳᎩ ᎦᏬᏂᎯᏍᏗ

(Tsalagi Gawonihisdi)
話される国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
地域 オクラホマ州ノースカロライナ州
話者数 12,000人 ~ 22,000人(2007年) [1][2]
言語系統
表記体系 チェロキー文字ラテン文字
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-2 chr
ISO 639-3 chr
Cherokee language spread in the United States.
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チェロキー語の元来の分布

チェロキー語Tsalagi)はチェロキー族の言語でイロコイ語族に属す。2007年現在[1]でも話されている唯一の南部イロコイ諸語である。文字は独特の音節文字チェロキー文字)を用いる。

正書法[編集]

シクウォイアによって発明された85文字のチェロキー文字で書かれている。ラテン文字に似ているものもあるが、音値は完全に異なる。シクウォイアは、英字ヘブライ文字ギリシア文字の存在を知っていたが、それらを読み取ることができなかったためである。[3]

ほかにも、より正確に音値を表現できるラテン文字表記も使われる。[4]

Description[編集]

文字はそれぞれ、日本仮名や青銅器時代のギリシアで使われた線文字Bのように1音節を表す。最初の6文字は、母音の音節を表す。組み合わせた子音と母音音節のための文字がその後に従う。左横書きで、行は上から進める。

下記の表とそのラテン文字表記は、サミュエル·ウースター(en)牧師によって編纂されたものをもとにしている。サミュエル・ウースターとは、1828年から、1859年に亡くなるまで、チェロキー語印刷の発展に重要な役割を果たした人物である。

あ行 え行 い行 お行 う行 v(鼻母音)
a(あ)   e(え)   i(い)   o(お) u(う) v
ga(が) ka(か)   ge(げ)   gi(ぎ)   go(ご) gu(ぐ) gv
ha(は)   he(へ)   hi(ひ)   ho(ほ) hu(ふ) hv
la(ら)   le(れ)   li(り)   lo(ろ) lu(る) lv
ma(ま)   me(め)   mi(み)   mo(も) mu(む)  
na(な) hna(な) nah ne(ね)   ni(に)   no(の) nu(ぬ) nv
qua(くゎ)   que(く   qui(く   quo(く quu(くぅ) quv
s( sa(さ)   se(せ)   si(し)   so(そ) su(す) sv
da(だ) ta(た)   de(で) te(て) di(でぃ) ti (てぃ) do (ど) du (どぅ) dv
dla(ら) tla(ら)   tle(れ)   tli(り)   tlo(ろ) tlu(る) tlv
tsa(つぁ)   tse(つぇ)   tsi(つぃ)   tso(つぉ) tsu(つ) tsv
wa(わ)   we(うぇ)   wi(うぃ)   wo(を) wu(う) wv
ya(や)   ye(いぇ)   yi(い)   yo(よ) yu(ゆ) yv

脚注[編集]

  1. ^ a b Ethnologue:Cherokee
  2. ^ Indigenous Languages Spoken in the United States
  3. ^ Feeling, "Dictionary" xvii
  4. ^ Feeling et al., "Verb" pp. 1–2

外部リンク[編集]