ダイナコネクティブ

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株式会社ダイナコネクティブ
Dynaconnective Co,.Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
101-0021
東京都千代田区外神田3-5-12 聖公会神田ビル7F
設立 2002年4月4日
事業内容 映像音響機器、デジタル家電の開発、製造、輸入、販売
代表者 金 鳳浩
資本金 9,500万円
従業員数 60
外部リンク なし
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ダイナコネクティブは、かつて東京都千代田区に本社があった家電メーカー。社名は、Dynamic、Dynamo、Connectiveからなる造語である。2010年に破産した。

概要[編集]

2002年韓国人社長の金鳳浩が創立。社長が日本国内、台湾韓国中国に築いた幅広いコネクションにより、独自の工場を持たずに完全に製造を外注化するビジネスモデル、いわゆるファブレスメーカーのスタイルを構築。自社ブランド「Dawin」(ダ・ウィン)を冠した液晶テレビ地上デジタルチューナーなどを西友イオングループといった大手GMSに納入することに成功して話題を呼んだ。最盛期を迎えた2008年5月期の年間売上高は、151億3,000万円に達していた。

液晶テレビ[編集]

名が広まったきっかけは、イオングループにおいて2008年、DVDプレーヤー内蔵地デジ対応32型液晶テレビを49,800円で販売し、数日の内に完売した実績を残したことによる[1]。この低価格の実現には、韓国サムスン社製の液晶パネルの在庫処分品を流用したり、生産性が問題となる配線等の組み立て作業を人海戦術で仕上げるなどの工夫があった[2]

終焉[編集]

液晶テレビが普及するにつれ、低価格化が進んだこと。また、2009年11月には一部液晶テレビの電源基盤から発煙し、リコールが生じる事態[3]に見舞われていたこともあり経営が悪化。2010年10月12日付けで営業を打ち切り、事後処理を弁護士の明石法彦に一任[4]10月28日に自己破産を申請した。負債73億8000万円[5]

出典[編集]

  1. ^ “イオン,DVDプレーヤー内蔵32型液晶テレビを4万9800円で限定販売”. 日経BP. (2009年2月23日). http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090223/166185/ 2010年10月15日閲覧。 
  2. ^ “【省エネ&激安 液晶テレビ分解:その4】Samsung製液晶パネルのバックライト構造をみる”. 日経エレクトロニクス. (2009年5月22日). http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090522/170549/ 2010年10月15日閲覧。 
  3. ^ “製品安全ガイド・リコール情報”. 経済産業省. (2009年11月17日). http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/091117-1.html 2010年10月15日閲覧。 
  4. ^ “液晶テレビメーカーのダイナコネクティブ、自己破産申請へ”. asahi.com. (2010年10月13日). http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201010130015.html 2010年10月15日閲覧。 
  5. ^ “大型倒産速報”. 帝国データバンク. (2010年11月1日). http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3375.html 2010年11月1日閲覧。