タニケッラ・バラニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タニケッラ・バラニ
Tanikella Bharani
Tanikella Bharani
タニケッラ・バラニ(2019年)
生年月日 (1954-07-14) 1954年7月14日(69歳)
出生地 インドの旗 インド アーンドラ・プラデーシュ州シカンダラーバード[1]
(現テランガーナ州
職業 俳優映画監督脚本家詩人
活動期間 1984年-
配偶者 タニケッラ・ドゥルガ・バヴァニ
テンプレートを表示

タニケッラ・バラニ(Tanikella Bharani、1954年7月14日 - )は、インドテルグ語映画で活動する俳優映画監督脚本家詩人。テルグ語映画を中心にタミル語映画カンナダ語映画ヒンディー語映画など750本以上の映画に関わり、ナンディ賞を3回受賞している[2]

人物[編集]

タニケッラ家は詩人やテルグ文学者を輩出した家柄であり、ディワーカルラ・ヴェンカータヴァダーニ英語版ヴィシュワナータ・サティヤナーラーヤナ英語版は大叔父、ディヴァカルラ・ティルパティ・サストリー英語版は曾祖父に当たる。バラニはテルグ語の他にタミル語ヒンディー語英語が話せる。

キャリア[編集]

1970年代から舞台俳優として活動を始め、この間にテルグ俳優ララパリ英語版と出会い、彼の助けを借りて脚本家としても活動を始めた[3]。後にアーンドラ大学英語版で舞台芸術の学位を取得し、ララパリの助言を得てチェンナイに活動の拠点を移した。

1984年に『Kanchu Kavacham』で映画脚本家デビューし、『Ladies Tailor』『Siva』などで劇中の台詞を手掛けた。『Gundammagaari Manavadu』では作詞も担当している。1990年にはラーム・ゴーパール・ヴァルマ英語版の『Shiva』でアッキネーニ・ナーガールジュナと共演した。同作のヒットにより、バラニはテルグ語圏での知名度を上げた。1999年には『Main Tere Pyar Mein Pagal』で主演を務め、『Samudram』ではナンディ賞 悪役賞英語版を受賞した。2000年代には『Manmadhudu』『Okariki Okaru』『Samba』『Malliswari』『Godavari』『Happy』などに出演した。

2012年に『Mithunam』で監督を務め、S・P・バーラスブラマニアムラクシュミーが主演を務めた。同作ではCineMAA賞 審査員選出監督賞英語版を受賞した[4]。アルバム「Nee Lona Shivudu Galudu, Na Lona Shivudu Galadu」では7つの歌を作詞している[5]

受賞歴[編集]

出典[編集]

  1. ^ Tanikella Bharani”. NETTV4U. 2020年3月27日閲覧。
  2. ^ Tanikella Bharani Filmography, Tanikella Bharani Movies, Tanikella Bharani Films – entertainment.oneindia.in
  3. ^ ‘It’s my Rubaiyat’”. The Hindu. 2020年3月27日閲覧。
  4. ^ “Nitya, Nag bag awards on star-studded night” (英語). The Hindu. (2013年6月16日). ISSN 0971-751X. http://www.thehindu.com/news/cities/Hyderabad/nitya-nag-bag-awards-on-starstudded-night/article4818019.ece 2016年8月15日閲覧。 
  5. ^ http://www.telugulyrics.org – Lyricist – Tanikella%20Bharani Songs”. www.telugulyrics.org. 2016年8月15日閲覧。

外部リンク[編集]