ソブリン債
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ソブリン債(ソブリンさい、英: sovereign bond)とは、各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券(国債など)のこと。
ソブリン債は国や政府関係機関の信用を引当てとしている。特にOECD加盟国などのものは利率が低いが信用格付けが高いため投資適格債と判断されやすい。これとは逆に、利回りは高く設定されているが、一般的に信用格付けが低く元本割れが発生するリスクが高いのがハイイールド債である。
ソブリン債も事業債と同様に、デフォルトが生じることがある(en:Sovereign default)。一例として、日本は1942年に、第二次世界大戦開始に伴い連合国への支払いが行えなくなったことにより、米ドル建て国債のデフォルトに陥った [1] [2]。
脚注[編集]
- ^ “WAR ENDS SERVICE ON DOLLAR ISSUES; Italian, Japanese, Estonian and Czechoslovak Bonds Are in Default OTHERS PAY NO INTEREST Reduced Payments by Eight European Obligors Also Are Halted”. The New York Times. (1942年6月1日) 2012年1月14日閲覧。
- ^ “財政金融統計月報第270号「政府関係外債について」 (PDF)”. 財務省 (日本) (1974年10月). 2012年2月27日閲覧。