ゼラチンアレルギー
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ゼラチンアレルギーとは、ゼラチンをアレルギー源として発症する食物アレルギーの一種。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e7/%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC.jpg/220px-%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC.jpg)
概要
ゼラチンアレルギーとは、様々なものに含まれるゼラチンという物質がもとでアレルギー症状を起こすアレルギーの一種。
世界の100万人に約30人しかいないとされる非常に稀有なアレルギー。
食物に混入しているゼラチンは胃で低アレルギー化するため、ゼラチンアレルギー患者でも重度な症状を起こすことは稀である。
しかし、注射液の安定剤などにもゼラチンが含まれているため、注射などで体内に直接入ってくるゼラチンは低アレルギー化されないために重度になる可能性がある。
ひどくなると、呼吸困難などを引き起こし死に至る場合がある。
アレルギー発症物質
ゼラチンが混入しているもの (例)グミ、ベーコン、マシュマロ、ゼリー、注射液安定剤など。
予防法
- ゼラチンの混入しているものは極力避ける。
- かつては小児に実施するワクチンにゼラチンが含まれるものがあったが、現在は我が国の定期接種のワクチンでゼラチンを含むものはない。