スヴィヤガ川

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スヴィヤガ川
Svijaga.jpg
ウリヤノフスク周辺でのスヴィヤガ川
水系 ヴォルガ川
延長 375 km
水源の標高 260 m
平均流量 1,590 m³/s /s
(河口付近)
流域面積 16,700 km²
水源 ウリヤノフスク州
河口・合流先 ヴォルガ川(クイビシェフ湖)
流域 ロシア
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スヴィヤガ川ロシア語: Свияга, ラテン文字表記: Sviyaga, タタール語: Зөя, Zöyä, ゾヤ川、チュヴァシ語: Сĕве)は、ロシア中央部のウリヤノフスク州からタタールスタン共和国を流れる河川であり、ヴォルガ川の右支流である。長さは375km、流域面積は16,700平方km。ヴォルガ川をせき止めたダム湖のクイビシェフ湖に、カザン西方のスヴィヤガ湾で注いでいる。11月から12月にかけて凍結し、4月から5月にかけて氷が解ける。船の運航が可能なのは下流のごくわずかな範囲のみである。

スヴィヤガ川はバルィシの南西30kmの丘陵地帯に発し、北東へ流れ、ウリヤノフスク州の州都ウリヤノフスク市内を流れている。ここではスヴィヤガ川はヴォルガ川から数kmにまで接近しているが、高い丘に阻まれて合流はできず、再びヴォルガ川から遠ざかり、200km北へ流れてからヴォルガ川に合流している。

スヴィヤジツクはヴォルガ川とスヴィヤガ川の合流点にあった村で、1551年にはイヴァン4世カザン・ハン国攻略に当たってここに木造の要塞が作られた。要塞は上流のウグリチである程度組み立てられてヴォルガ川に流され、ここで引き揚げられて数週間で完成した。要塞や聖堂などの残る古い村は、1955年のクイビシェフダム完成後はダム湖に浮かぶ島となっている。