スマイル・スタイル

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スマイル・スタイル
Smile Style
ジャンル 勘違い百合コメディ
漫画:スマイル・スタイル
作者 筋肉☆太郎
出版社 日本の旗芳文社
掲載誌 まんがタイムきらら
レーベル まんがタイムKRコミックス
発表号 2011年1月号 - 2014年1月号
発表期間 2010年12月9日 - 2013年12月9日
巻数 全3巻
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スマイル・スタイル』は、筋肉☆太郎による日本4コマ漫画作品。

まんがタイムきらら』(芳文社)にて、2011年1月号から3月号でのゲスト掲載を経て、同年4月号から2014年1月号にかけて連載された。

あらすじ[編集]

山咲百合は高校一年生の女の子。2学期からの転校に合わせて学校の寮「さくら荘」に入寮することになったが、その寮内では本人の到着前から思いもよらない噂が吹き荒れていた。真面目でお人好しの少女が周囲の誤解に振り回されるハイテンションギャグコメディ。

登場人物[編集]

さくら荘の住人[編集]

山咲 百合(やまざき ゆり)
本作の主人公。高校一年生の少女。2学期から女子校に転入するため、夏休み中に「さくら荘」に引っ越してきた。なお前の学校は東京の共学校であった模様。
真面目で温厚な普通の女の子だが、学力は高く、料理に裁縫と家事も何でもこなし、また胸も結構ありウエストはかなり細く、さらには体臭まで芳しいなどかなりのハイスペック美少女である。
本人は至ってノーマルなのだが、「百合」という名前と彩乃の勝手な妄想により「同性愛者である」というとんでもない誤解を自身の到着前から周囲に流布されてしまった。しかしながら前述のハイスペック振りに加え、飾らない人柄で人当たりが良いこともあって、前の学校・今の学校を問わず同性から絶大な人気を獲得しているため、必ずしも根も葉もない噂というわけでもない。
昨今ではそのフェロモンの勢いもさらに増し、老若問わず出会った女性を瞬時に虜にするまでになっている。
子供の頃から両親の仕事の都合で何度も転校を繰り返してきており、そのせいで周囲に気を遣いすぎる性格となった。
絵画(主に油絵)が趣味で、前の学校では美術部に所属しており、イーゼルを所有している。
1年生の中では唯一2階に住んでいる。(ちなみに真下は彩乃の部屋)
この物語は周囲の誤解に対し、彼女が猛烈にツッコミを入れることで進行する。
朝宮 ゆめ(あさみや ゆめ)
高校1年生。百合の寮友。関西弁とお下げ髪が特徴の少女。身長は歩より高いが、歩に負けず劣らずの幼児体型である。
思い込みが激しい性格で、寮内で百合の同性愛(誤解)を最も恐れている人物である。と同時に最も百合の魅力に惹かれている人物でもあり、百合のフェロモンに篭絡されそうになっては自分ツッコミを入れるのが恒例となっている。
明るく朗らかな性格だが頭の方はかなり残念な出来であり、勉強は苦手な上に見当違いの天然ボケを良くかまし百合を混乱に陥れている。
なお、この寮では高校生からは自分で家事をしなくてはならないのだが彼女は家事ができない(歩や紅葉も同様)。
神崎 歩(かんざき あゆむ)
高校1年生。百合の寮友。
小柄であまり感情を表に出さないが小動物的な可愛らしさがあり、同性愛者的な行動を避けている百合でも頻繁にスキンシップしてしまうほど。
昼ドラ好きであり、所かまわず昼ドラごっこをする癖がある。
小さい体格ながら結構な大食漢であるが、そのエネルギーが成長に回らない。小学生の頃は紅葉より背が高い時期もあったがすぐに抜かれ、現在は自身の幼児体型にコンプレックスがある。
月山 紅葉(つきやま もみじ)
高校1年生。百合の寮友。4人の中では最も長身で少し男っぽいところがある少女。
勉強はできないわけではないが好きではない模様。また料理もできないが、裁縫は得意で歩のエプロンは彼女の手製である。
歩とは小学生の頃からの付き合いで、彼女に対しては友情を超えた愛情を抱いているようであるが本人はそう思っていない。しかし彼女と歩の仲は、二人を題材とした彩乃の同人誌を通して学校中に知れ渡っており、ファンクラブまで出来ている。
実は相当の資産家の令嬢で、周囲が何でも世話を焼いてくれるため、かつては今とは比較にならないほど引っ込み思案で消極的な性格だった。そんな自分を変えるため実家を出て寄宿舎に入ったのだが、実は今でもじいやが頻繁に世話を焼きに来る。
薗田 彩乃(そのだ あやの)
「さくら荘」の寮長。
平素は温厚で世話好きな女性だが、その実態は腐女子。日頃からネタ帳を携帯し、百合たちの同性愛騒動をネタ帳に書き留めては日々同人誌制作に精を出している。(なお彼女の同人誌は学校内にも当然のように流通している)
BLも好むがGLはさらに好むようで、百合が誤解された最大の原因は彼女の妄想+同人誌である。
それでも和沙に比べれば常識人であるため、彼女の寮内での暴走は彩乃が責任を持って制裁している。
料理好きで紅葉たちが高校に上がってからもついつい食事を用意してしまうため、彼女達の家事スキルが上がらない一因となっている。
なお彼女の寮長室は売店にもなっており、かなり奇抜な代物まで扱っている。

高等部の関係者[編集]

伊藤 和沙(いとう かずさ)
清香女学園の教師。百合たちの1年C組の担任教師。彩乃の友人でもあり「さくら荘」には頻繁に出没する(ただし彩乃にはウザがられている)。
外見だけなら同性でも見惚れるぐらいの美人だが、その正体は彩乃ですらドン引きするほどの変態淑女であり、美少女をこよなく愛する。
高校のすぐ近くのマンションに住んでいるため、仕事中・プライベート問わず女子高生を視姦する毎日を送っている。
特に百合がお気に入りで、百合の洗濯物の匂いを嗅ぐ・パンツを頭にかぶる・下着を盗む・胸を揉むなど、その奇行はとどまる所を知らず、
そのたびに彩乃から、柔道の背負い投げをされたり、目つぶしをされたり等の制裁を受けているが、全くと言って良いほど懲りていない。
しかし百合と彩乃以外の人物はなぜかその変態性を認識しておらず、ゆめや紅葉達は教師として慕っている。
単行本の表紙では必ず彼女が隠れて何らかの奇行を行っている。
西谷 絵美(にしたに えみ)
清香女学園の教師。百合の編入試験の際の面接官を担当した。美術部の顧問でもある。
一見理知的なようで、その実は和沙と同様の変態であり、面接の際に百合に一目惚れしてしまい、その場で求婚するまでに至った。その後も百合を自分のクラスに引き入れようとしたようだが和沙との争奪戦に敗れた模様。
だが決して諦めたわけではなく、美術部の見学に訪れた百合と強引に婚姻関係を結ぼうとした。
馬場先生(ばばせんせい)
清香女学園の教師。老齢でベテランのため、かなり頑固で厳しい教師だが、それでも百合のフェロモンには勝てず籠絡されてしまった。
聖・天獄門(セイント・ヘブンズゲート)
百合たちと同じ1年C組のクラスメートである二人組の少女。ヘアピンを付けているほうが「あっちゃん」(姓は横内)で、三つ編みのほうが「なっちゃん」である。
なお「聖・天獄門」は自称であり、彼女達以外は誰もそう呼んでくれない。
同性愛者(誤解)である百合をクラスの平和を乱す異分子として敵視しており、百合の評判を落とすべく数々の刺客を放つもことごとく籠絡され、ついにはなっちゃんまで百合のフェロモンにやられてしまった。
強気な態度に反して実は影が薄く、同じクラスの紅葉にも顔を憶えられていなかった。
風紀委員(ふうきいいん)
百合たちと同じ1年C組のクラスメート。
風紀委員だけあってかなり堅物な性格をしており、当初は同性愛嫌いを公言し百合を敵視していたが、やはり百合のフェロモンにやられてしまった。

中等部の関係者[編集]

山咲 桜(やまざき さくら)
百合の実妹で、百合たちの高校の中等部に通っている。顔は姉にそっくりだが髪が姉より長くお下げにしている。身長は低く小柄で、ゆめと同じくらい。
おしとやかで礼儀正しい性格で姉が大好き。中学生であるため「さくら荘」ではなく寄宿舎に住んでいる(なお彼女の部屋は紅葉が使っていた部屋である)。
百合の血族だけあって彼女もまた同性を惹きつける強力なフェロモンを持ち同級生たちに溺愛されている。

舞台[編集]

さくら荘(さくらそう)
百合たちの住む学生寮。高等部の学生が住む規定になっている(中等部の学生は寄宿舎に入る)。学校の敷地内にあるため通学に便利である。かつては他にも複数の寮が存在したが作中ではさくら荘だけになっている。
清香女学園(せいかじょがくえん)
百合たちの通う女子高校。小等部や中等部もある。
「清く正しく美しく」をモットーに教育を行っている。

書誌情報[編集]

脚注[編集]