ジャーマイア・マネレ
| ジャーマイア・マネレ | |
|---|---|
| Jeremiah Manele | |
 | |
 13代目 ソロモン諸島首相 | |
| 就任 2024年5月2日 | |
| 君主 | チャールズ3世 |
| 総督 | デビッド・ブナギ デビッド・ティヴァ・カプ |
| 前任者 | マナセ・ソガバレ |
| 外務大臣 | |
| 任期 2019年4月25日 – 2024年5月2日 | |
| 首相 | マナセ・ソガバレ |
| 前任者 | ミルナー・トザカ |
| 後任者 | ピーター・シャネル・アゴバカ |
| イサベル州選挙区国民議会議員 | |
| 就任 2014年2月 | |
| 個人情報 | |
| 生誕 | 1968年??月??日 イギリス領ソロモン諸島・サンタイサベル島 |
| 政党 | 統一民主党（2019年まで） OUR党（2019年以降） |
| 配偶者 | ジョイスリン・マネレ |
| 子供 | 6人（2男4女） |
| 出身校 | パプアニューギニア大学 |
ジャーマイア・マネレ（英: Jeremiah Manele、1968年 - ）は、ソロモン諸島の政治家。2024年から同国首相を務める。2014年以来、選挙区選出の国会議員を務める[1]。
経歴[編集]
サンタ・イザベル島のサマソドゥ村で生まれ育つ[2]。高校はガダルカナル島の聖公会の学校に通っていた[3][4]。パプアニューギニア大学で政治と行政の学士号を取得し、1991年に卒業[5]。1995年から1年間、オックスフォード大学で大学院生として政治学の研究を続けた。
大学院を卒業後、外交官としてソロモン諸島を代表した[6][7]。マネレはニューヨークのソロモン諸島国連常駐代表部の顧問を歴任[8]。開発計画省の常任書記官、首相と内閣の秘書、外務・対外貿易省の常任秘書を務めた[9][10]。
2014年に国民議会議員として選出され、同年に民主同盟、ソロモン諸島農村振興党、人民第一党で構成される連立与党は、マネレを首相に指名した[11]。マネレは12月9日の議会投票でマナセ・ソガヴァレに敗れ、ソガヴァレの31票に対して19票を獲得した。2019年の総選挙で再選され、ソガバレ政権で開発計画・援助調整大臣を務めた[12]。マネレは2019年4月25日に外務大臣に任命され、就任直後から多くの外遊を行った。2022年3月30日に中国と安全保障協定に署名したが、当時、協定の詳細は公表していなかった[13]。
首相1期目 (2024-)[編集]
2024年のソロモン諸島総選挙で、マネレは以前は民主同盟党に所属していたが、OUR党に移籍していた[14]。OUR党の党首を退いたソガバレ首相はマネレに党首の座を譲った[15]。5月2日の首相のための国民議会投票で、マネレは31票を獲得し、マシュー・ワイルを破った。その日、彼はデビッド・ブナギ総督によって政権の組閣を命じられ、首相として宣誓した[16][17]。
マネレはソガバレが続けてきた中国との関係強化を継続すると公約に含め、5月4日に首相だったソガバレを財務相に任命した[18]。
脚注[編集]
- ^ “Alphabetical Listing of Members of the 10th Parliament | National Parliament of Solomon Islands”. www.parliament.gov.sb. 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “New, but capable” (英語). Solomon Star News (2014年12月7日). 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Hon Jeremiah Manele | National Parliament of Solomon Islands”. www.parliament.gov.sb. 2024年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月2日閲覧。
- ^ “Selwyn College unveils Golden Jubilee event”. theislandsun.com.sb. 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月2日閲覧。
- ^ “Jeremiah Manele is new Solomon Islands Prime Minister” (英語). RNZ (2024年5月2日). 2024年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Address by the Foreign Minister of Solomon Islands”. www.nziia.org.nz. 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “WTO Trade for Peace” (2020年11月). 2024年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Solomon Islands Pro-China PM Says Not Standing For New Term” (英語). Barron's. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Asia-Pacific Regional Review Meeting on the Implementation of the Istanbul Programme”. United Nations (2021年8月). 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月3日閲覧。
- ^ “Contact Information for Solomon Islands”. PACREIP (2006年). 2007年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Manele: I'm humbled by my nomination”. Solomon Star. (2014年12月7日). オリジナルの2023年2月8日時点におけるアーカイブ。 2024年7月15日閲覧。
- ^ “Members of the Current Parliament (11th Parliament) | National Parliament of Solomon Islands”. www.parliament.gov.sb. 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “Churches remain silent on Sino-SI security pact”. theislandsun.com.sb. 2023年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ “China-friendly foreign minister Manele becomes Solomon Islands PM”. Kyodo News+. 2024年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月3日閲覧。
- ^ “Solomon Islands' pro-China leader Manasseh Sogavare withdraws from race to be next prime minister”. オーストラリア放送協会. (2024年4月29日) 2024年4月29日閲覧。
- ^ Hawkins, Koroi (2024年5月2日). “Jeremiah Manele is new Solomon Islands Prime Minister”. Radio New Zealand. オリジナルの2024年5月2日時点におけるアーカイブ。 2024年5月3日閲覧。
- ^ “Jeremiah Manele elected prime minister in Solomon Islands, which is likely to keep close China ties” (英語). Washington Post. (2024年5月2日). ISSN 0190-8286. オリジナルの2024年5月3日時点におけるアーカイブ。 2024年5月3日閲覧。
- ^ “DPM and two more ministers sworn-in”. Solomon Islands Broadcasting Corporation. (2024年5月7日). オリジナルの2024年5月8日時点におけるアーカイブ。 2024年7月15日閲覧。
| 議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 |
イサベル州選挙区選出 国民議会議員 2014- |
現職 |
| 公職 | ||
| 先代 マナセ・ソガバレ |
ソロモン諸島首相 2024- |
現職 |