シラー属

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シラー属
シラー・シベリカ(Scilla siberica
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: キジカクシ科 Asparagaceae
亜科 : ツルボ亜科 Scilloideae
: シラー属 Scilla
学名
Scilla L.
和名
オオツルボ属[1]
  • 本文参照

シラー属(蔓穂属、Scilla)はツルボ亜科の属の一つ。オオツルボ属とも呼ばれる[1]スキラ属とも呼び、シラースキラと総称する。園芸ではシラーと呼ぶことが多い。

特徴[編集]

約90種が旧世界の森林、亜高山帯の草原、海岸などに分布する。

開花期は主に4-5月頃であるが、秋咲きの種もある。秋に球根を植える。一度、球根を植えた後は球根を掘りあげる必要はなく、宿根草のように扱うことができる。丈夫な植物で育てやすい。花色は青が多いが、白、ピンク、紫なども見られる。

主な種[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 邑田仁監修・米倉浩司著『維管束植物分類表』北隆館、2013年4月25日、57頁、ISBN 978-4-8326-0975-4