ゴーラル属

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ゴーラル属
ゴーラル
ゴーラル Naemorhedus goral
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ヤギ亜科 Caprinae
: ゴーラル属 Naemorhedus

ゴーラル属(ゴーラルぞく、Naemorhedus)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科に属する

分布[編集]

インド大韓民国タイ中華人民共和国朝鮮民主主義人民共和国ネパールミャンマーロシア南東部[1][2][3][4]

形態[編集]

尾の先端には房状に体毛が伸長する[1][2]

眼窩がわずかに突出する[2]前顎骨鼻骨に接しない[2]。頭頂部が盛り上がり、頭骨の顔と頭頂部の稜線の間の角度が60°以上に達する[2][3]。吻端の体毛で被われない板状の皮膚(鼻鏡)は大型で、鼻孔より後方に達する[2]。臼歯の数は6本[2]中手骨中足骨は細長い[2]。蹄の間に臭腺(蹄間腺)がある[2][4]

乳頭の数は4個[2]

分類[編集]

カモシカ属と形態が類似し近縁と考えられているが、本属の方がやや進化した分類群だと考えられている[2][4]

生態[編集]

食性は植物食で、、木の葉、果実などを食べる[3][4]

繁殖形態は胎生。1回に1頭(まれに2頭)の幼獣を産むと考えられている[2][3][4]

人間との関係[編集]

生息地では食用とされたり毛皮が利用され、内臓が薬用になると信じられている[3]

開発や野焼きによる生息地の破壊、食用や薬用、毛皮用の乱獲などにより生息数が減少している種もいる[3][4]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、148頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育7 (偶蹄目III)』、東京動物園協会、1988年、92-94頁。
  3. ^ a b c d e f g 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、156頁。
  4. ^ a b c d e f g 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、51、158頁。

関連項目[編集]