クロヘミガルス

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クロヘミガルス
クロヘミガルス
クロヘミガルス Macrogalidia musschenbroekii
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ジャコウネコ科 Viverridae
亜科 : ヘミガルス亜科 Hemigalinae
: クロヘミガルス属 Diplogale
: クロヘミガルス D. hosei
学名
Diplogale hosei (Thomas, 1892)
和名
クロヘミガルス
英名
Hose's palm civet

クロヘミガルスDiplogale hosei)は、動物界脊索動物門哺乳綱ネコ目(食肉目)ジャコウネコ科クロヘミガルス属に分類される食肉類。本種のみでクロヘミガルス属を構成する。

分布[編集]

模式標本の産地(模式産地)はサラワク州

マレーシアサバ州、サラワク州)[1][2][3]固有種

形態[編集]

体長47-54cm。[2][3]尾長28-34cm。[2][3]顔の触毛は非常に長い。[2][3]背面は暗褐色、耳介の内側や吻端、腹面は白い。[1][2][3]

指趾の間には部分的に水かきがある。[2][3]

分類[編集]

以前はタイガーシベット属に含まれていたが、頭骨や門歯、斑紋の有無などの形態から本種のみで独立した属を構成する説が有力。[2][3]

生態[編集]

サバ州では標高1,200m以上[2]、サラワク州では標高600m[2]と1,100mにある雲霧林などの水辺に生息する。[3]地表性だが[3]、樹上にも登る。[2]夜行性[2][3]

食性は動物食で、胃の内容物から昆虫を食べると考えられている。[2][3]

人間との関係[編集]

違法な開発や採掘による生息地の破壊などにより生息数は減少している。[3]生息地の一部はキナバル自然公園やクロッカー山脈国立公園に指定されている。[3]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科1 食肉類』、平凡社1986年、152、154、160頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』、東京動物園協会、1991年、104頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社2000年、132頁。

外部リンク[編集]