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キャリー・ダウメリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャリー・ダウメリー
Carrie Daumery
Carrie Daumery
『征服の力』(1921)のキャリー・ダウメリー
生年月日 (1863-03-25) 1863年3月25日
没年月日 (1938-07-01) 1938年7月1日(75歳没)
出生地 オランダの旗 オランダ アムステルダム[1][2][3]
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 オランダの旗 オランダ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優
活動期間 1908 - 1937
配偶者 テオ・イザイ
著名な家族 ジーン・ダウメリー(息子)[2]
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キャリー・ダウメリー[4]Carrie Daumery1863年3月25日 - 1938年7月1日)とは、オランダ[1][2][3]出身のアメリカ合衆国女優1908年から1937年にかけて63本の映画に出演した。

生涯

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アムステルダムの生まれ[1][2][3]ブリュッセル出身のベルギー人[5]、フランス人[6]とする記事もある。

17歳の時に舞台女優になる。その演技は「芸術的」と評された[5]

ピアニストテオ・イザイと結婚[7][8]ウジェーヌ・イザイは義理の兄になる[9]。息子は後に映画監督になるジーン・ダウメリー(1898年 1934年、別名ジョン・ダウメリー[10])。

結婚しても女優は続け、一時期、サラ・ベルナールと親しかったこともある[5]

1914年、夫とスイス旅行をしていた時、第一次世界大戦が始まる。ベルギーに帰国すると、自宅がドイツ軍兵士に占領されていた。その後、息子は出征、夫は健康を害した。戦争が終わった時、夫は死亡、息子は毒ガスを浴び怪我をしていた[5]

健康を回復した息子とロンドン、さらにアメリカに渡る[5]

ハリウッドでエキストラとなり、やがて「スクリーン村で最も有名なエキストラ」になり[6]、最後にはワーナー・ブラザーススタジオのストック女優となった。

1934年、息子のジーン(ジョン)がイギリスで死去。ダウメリーはワーナー・ブラザーズのサンセット・スタジオ近くのサンドイッチ店の前に、スタジオ行のバスを待つエキストラのための木のベンチ(通称「ジョンのベンチ」)を設置した[6]

1938年7月1日、カリフォルニア州ロサンゼルスで死去。

主な出演作品

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脚注

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  1. ^ a b c Carrie Daumery”. Geni.com. 2020年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c d JEAN DAUMERY”. People Pill. 2020年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c Carrie Daumery - IMDb(英語)
  4. ^ キャリー・ダウメリー とは”. goo辞書. goo. 2020年2月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e Glass, Madeline (February 1928). "Carrie+Daumery" “No, She's Not an Exiled Countess”. Picture-Play XXVII (6): 90, 106. https://archive.org/stream/pictureplaymagaz27unse#page/n711/mode/1up/search/"Carrie+Daumery" 2020年2月12日閲覧。. 
    Massa, Steve (2017). Slapstick Divas: The Women of Silent Comedy. BearManor Media. ISBN 978-1629331331  - 上記の記事を参考に執筆したもの
  6. ^ a b c “Mme. Carrie Daumery, Film Extra, Erects Bench as Memorial to Son”. The Wilkes-Barre Times Leader, the Evening News (Pennsylvania, Wilkes-Barre): p. 7. (7 July 1937). https://www.newspapers.com/clip/19232214/carrie_daumery/ 2018年4月14日閲覧。  オープンアクセス
  7. ^ Theo Ysaye”. Geni.com. 2020年2月12日閲覧。
  8. ^ Carroll, Harrison (6 August 1938). “Behind the Scenes in Hollywood”. The Daily Journal. King Features Syndicate, Inc. (New Jersey, Vineland): p. 4. https://www.newspapers.com/clip/19232777/carrie_daumery/ 2018年4月14日閲覧。  オープンアクセス
  9. ^ “Dramatic Artist Guest at Ratekin Home”. Covina Argus (California, Covina): p. 2. (3 October 1930). https://www.newspapers.com/clip/19233107/carrie_daumery/ 2018年4月14日閲覧。  オープンアクセス
  10. ^ John Daumery - IMDb(英語)

外部リンク

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