キエフ河川港

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キエフ河川港

キエフ河川港(ウクライナ語:Київський Річковий Вокзал)は、ウクライナの首都キエフにある船着場ポジール区の郵便局広場ドニプロ川右岸にある。キエフ河川駅とも。

概要[編集]

キエフの下町と呼ばれるポヂール地区は、以前より重要な通商の中心地であった。ドニプロ川沿岸に町が発展したため、とりわけ水運業務が発達した。19世紀、ドニプロ川に蒸気船が登場すると、浅瀬に沿って埠頭がつくられた。1953年から1961年にかけて、新しい河川船舶のための発着場(Річковий Вокзал)が、V・ゴルカロ(В. Горкало)、V・ラードヌィイ(В. Ладный)らによってポシュトーヴァ広場に建設された。建造物は蒸気船のマストを模した形状をしている。

河川港からはドニプロ川の遊覧船も発着しており、ペチェールシク大修道院などを河川側から眺めることができる。この遊覧船には定まった時刻表というものはなく、乗客が集まり次第出航するという方式を採っている。そのため、休日など市民で賑わう時期はよいものの、平日など乗客の集まらない日や時期には遊覧には余計に時間がかかることになる。

近隣の交通手段としては、キエフ地下鉄2号線(クレニウスィコ・チェルヴォノアルミーイスィカ線)の郵便局広場駅(Поштова площа)があり、船着場の前を走るナベレージュネ街道にはキエフ市電バスが運行し、キエフ鋼索鉄道(ケーブルカー)も走っている。

また、近くには大祖国戦争におけるドニプロ川の戦い記念碑も建てられている。