ガリバルディ (バンド)

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ガリバルディ
Garybaldi
出身地 イタリアの旗 イタリア
ジャンル プログレッシブ・ロック
活動期間 1970年代
1990年代 - 2000年代

ガリバルディGarybaldi)は、1970年代初期に結成されたイタリアのプログレッシブ・ロック・バンドである。

彼らはギタリストのバンビ・フォッサーティによってグリーメン (Gleemen)として結成され、フォッサーティの他に、マウリツィオ・カシネッリ(ドラム、ボーカル)、リオ・マルキ(キーボード)、アンジェロ・トラヴェルソ(ベース)が在籍していた。彼らの最初の作品はビートルズの「レディ・マドンナ」のカバーであり、続いてLP『Gleemen』(1970年)が発表された。

1971年に彼らはガリバルディに名前を変更し、その名前で最初のLP『ヌーダ』を1971年に発表した。ジミ・ヘンドリックスとロックのプログレッシブ・スタイルという両方から触発された作品で、アーティストのグイド・クレパックスによる注目すべきカバー・アートが特徴であった。

1973年にマルキとトラヴェルソが脱退し、サンドロ・セラがベーシストとして参加した。この新しいフォーメーションのもとで、バンドは2枚目のLPである『アストロラービオ』をリリースし、ロックのプログレッシブな影響がより明確なものとなった。バンドはリリース後に解散した。

1974年、フォッサーティはバンビバンダ・エ・メロディエ (Bambibanda E Melodie)と呼ばれる別のバンドを結成し、カシネッリ、ベーシストのロベルト・リッチ、パーカッション奏者のラマサンディラン・ソムスンダラムをフィーチャーした。短命のグループは、1枚のアルバム『Bambibanda E Melodie』をリリースしている。

ガリバルディは1990年にLP『Bambi Fossati & Garybaldi』のため、フォッサーティ、カシネッリ、マルコ・メッツォ(ギター)、カルロ・ミラン(ベース)という面々で再結成された[1]。さらにラインナップの変更後、2000年に彼らはロックのブルース・サウンドを伴った『La ragione e il torto』というタイトルの別のアルバムをリリースした。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 『ヌーダ』 - Nuda (1972年)
  • 『アストロラービオ』 - Astrolabio (1973年)
  • Bambi Fossati & Garybaldi (1990年)
  • La ragione e il torto (2000年)
  • 『追憶の断片 - アンソロジー1969-1998』 - Note Perdute (2010年)

関連アルバム[編集]

グリーメン
  • Gleemen (1970年)
バンビバンダ・エ・メロディエ
  • Bambibanda E Melodie (1974年)

脚注[編集]

  1. ^ Garybaldi - discogs

外部リンク[編集]