カーウェンズベイバルブ

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カーウェンズベイバルブ
欧字表記 Curwen's Bay Barb[1]
品種 バルブ種
性別
毛色 鹿毛
生誕 1690年ごろ(1681、1687年説あり)
死没 1728年?(38歳没)
不明
不明
生国アフリカ周辺?
生産者 不明
馬主 ヘンリー・カーウェン
→チャールズ・ペルハム
競走成績
生涯成績 不出走
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カーウェンズ・ベイ・バルブCurwen's Bay Barb、別名ペルハムズ・ベイ・バルブ Pelham's Bay Barb)は、サラブレッドの始祖の一頭で、1698年ごろイギリスに輸入された[1]バルブ種牡馬である。サラブレッドに対する遺伝的影響は4.2パーセント(異説によると5.6パーセント)であるが、この数値はRuby mareと並び、すべての基礎繁殖馬群のなかでゴドルフィンアラビアン (Godolphin Arabian) とダーレーアラビアン (Darley Arabian) に次ぐ高い影響力を持つ。

その生涯は極めて不明瞭であり、Taffolet Barb や the Lowther Bay Barb と同一馬であるとも言われる。もともとはモロッコ王ムーレイ・イスマーイールからフランス王ルイ14世へ贈られたものだったが、ヘンリー・カーウェンがイギリスへ送ったものという[1]。交配相手は限られていたが、Mixbury Galloway、Hip、Creeping Molly、Monkey、Brocklesby Betty(23号族基礎)などを出した。このほかにも9号族や、12号族18号族の基礎牝馬となったものがおり、パートナー(Partner、母父)、クラブ(Crab、母母父)、ヘロド(Herod、4代前)、マッチェム(Matchem、4代前)の血統中にも見つけることができる。また、別の始祖、オルコックアラビアン (Alcock Arabian) の父という説もある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c Breeders of the modern thoroughbred horse”. The Telegraph (2013年7月9日). 2020年3月31日閲覧。

参考文献[編集]

  • Weatherby and Sons, An Introduction to a General Stud Book, 1791, p. 205.
  • Cunningham, E.P., Dooley, J.J., Splan, R.K., Bradley, D.G. (2001). “Microsatellite diversity, pedigree relatedness and the contributions of founder lineages to thoroughbred horses”. Animal Genetics 32: 360-4. PMID 11736806.