カプロン酸エチル

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カプロン酸エチル
カプロン酸エチルの構造式
IUPAC名ヘキサン酸エチル
分子式C8H16O2
示性式C5H11COOC2H5
分子量144.2
CAS登録番号123-66-0
形状無色液体
密度0.87 g/cm3, 液体 (15 ℃)
融点−67 °C
沸点168 °C

カプロン酸エチル(カプロンさんエチル、ethyl caproate)とは、芳香性のあるエステルIUPAC命名法では、ヘキサン酸エチル (ethyl hexanoate) となる。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する[1]リンゴ様の果実臭のする無色の液体である。

日本酒の主な芳香成分の一つで、日本酒の高品質化のため本物質を多く生産する清酒の酵母が育成・開発されてきた[2]吟醸酒には数100 ppb–数 ppm 程度含まれている。

出典[編集]

  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
  2. ^ 田村博康、平田大、栗林喬ほか「カプロン酸エチル高生産性清酒酵母の迅速識別法」『日本醸造協会誌』第110巻第12号、2015年、 820-826頁、 doi:10.6013/jbrewsocjapan.110.820NAID 130006743814

関連項目[編集]