オープンアーキテクチャ

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オープンアーキテクチャ (英語: Open Architecture) とは、主にコンピュータなどの分野で、設計や仕様などの全部または一部を、オープン(公開、開放)にしたアーキテクチャのこと [1][2] 。その範囲や公開の程度は多様であり議論も存在する。対比語はクローズド(閉鎖的)、プロプライエタリ(排他・専有的)など。

概要

オープンアーキテクチャの製品は、独自仕様の製品と比較してユーザーによる拡張や増設が容易である。オープンアーキテクチャは開発者やインテグレーターが必要とする製品仕様の一部または全部を公開するが、その際にライセンス取得を必要とするものも含まれる。オープンアーキテクチャのシステムは、ポータビリティ(可搬性)やインターオペラビリティ(相互運用可能性)により、多様な組み合わせを提供することで、ユーザーや他の機器にとってより制約の少ない利用を実現する。オープンアーキテクチャは、ネットワークやコンピュータ、オペレーティングシステムなどの構造において重要なもので、他のアプリケーション・ハードウェアアプリケーション・ソフトウェアは、それ自体はオープンではないものを含め、それらの構造に適合するように作成される[2]


公開の方法には、著作権特許などで保護した独自技術を無償または低額で提供する、各種の提携や標準化団体により標準化し共有する、オープンソースのように最初から公開を前提としたライセンスを採用する、などの多様な方法・形態がある。

出典

  1. ^ オープンアーキテクチャー(ASCII.jpデジタル用語、デジタル大辞林)
  2. ^ a b Clifton A. Ericson, II (12 April 2011). Concise Encyclopedia of System Safety: Definition of Terms and Concepts. John Wiley & Sons. p. 272. ISBN 978-1-118-02865-0. https://books.google.com/books?id=uousK00QAREC&pg=PA272 

関連項目