エレクトロン焼夷弾

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エレクトロン焼夷弾(エレクトロンしょういだん、elektron incendiary)とは、テルミット焼夷弾の一種で、短時間に狭い範囲に集中する非常に高い温度を爆発的に生み出すことができる兵器である。

用途としては焼夷弾と照明弾を足したような兵器である。

概要[編集]

エレクトロンとは、マグネシウム96%とアルミニウム4%から構成される軽合金のことである。

エレクトロン合金の筒の中には、テルミットが充填されている。信管で650度前後に加熱されると10 - 15分に渡り、白く激しく輝いて燃焼する。燃焼温度は摂氏2000 - 3000度にもなる。燃焼中は水や消火剤をかけても消せないため、ただ燃え尽きるのを待つしかない。燃焼に酸素を必要としないため、水中に放り込んでも地面に埋めても燃え続ける。

使用[編集]

東京大空襲など、第二次世界大戦で日本に多数が落とされた。激しい光を出すため、高高度からでも視認でき、火災を起こすことよりも攻撃目標へのマーカーとして多用された。