エコー・チェンバー

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エコー・チェンバー英語: echo chamber)は、もっぱら音楽の録音をおこなうための残響室エコー・ルーム英語: echo room)とも呼ばれ、反響音などの録音に用いられてきたが、機材の発達によって、同様の効果はデジタル機材などでも得られるようになってきている[1][2]

日本語では、「反響室」と訳されることがある[3][4]

概要[編集]

物理的空間としてのエコー・チェンバーは、音響実験室としての残響室と同様に、音を反射する硬いコンクリートやタイルなどで内装を処理した部屋[5]それぞれに個性があり、たくさんのエコー・チェンバーを擁する録音スタジオにおいては、エンジニアが個々のエコー・チェンバーの個性によって使い分けをすることもある[6]

エコー・チェンバーは、1930年代から設置されるようになり、1970年代までは盛んに使用されていた[2]

ロサンゼルスキャピトル・スタジオRCAスタジオには、それぞれ8室のエコー・チェンバーが設けられている[6]

脚注[編集]

  1. ^ @niftyミュージック (2012年11月14日). “アビー・ロード・スタジオ、一般公開へ”. リアルライブ. 2017年6月23日閲覧。
  2. ^ a b Alary, Benoit (2017年2月22日). “没入感を出すための、従来のリバーブメソッドの可能性”. Audiokinetic. 2017年6月23日閲覧。
  3. ^ 反響室 - Weblio/ JST科学技術用語日英対訳辞書
  4. ^ 白石知雄 (2017年5月29日). “仕事の日記 無音室と反響室”. 白石知雄. 2017年6月28日閲覧。
  5. ^ 世界大百科事典『エコールーム』 - コトバンク
  6. ^ a b 石川照樹. “アル・シュミット レコーディングセミナー”. 日本音楽スタジオ協会. 2017年6月23日閲覧。