ウチワキジ
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ウチワキジ | |||||||||||||||||||||||||||
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ウチワキジ Lophura erythrophthalma
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Lophura erythrophthalma (Raffles, 1822) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ウチワキジ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Crestless fireback Crestless fireback phasant Rufous-tailed fireback |
ウチワキジ(団扇雉、Lophura erythrophthalma)は、キジ目キジ科コシアカキジ属に分類される鳥類。
分布
[編集]- L. e. erythrophthalma ウチワキジ
- L. e. pyronota シマウチワキジ
インドネシア(ボルネオ島)、マレーシア(ボルネオ島)
形態
[編集]全長41-51cm。翼長オス24-25cm、メス20-22cm。体重オス1kg、メス0.8kg。頭頂の羽毛が伸長(冠羽)しない。尾羽は短く、尾羽の数は14か16。上面が青みがかった灰色、腹面が青味がかった黒、腰は赤褐色の羽毛で被われる。尾羽の色彩は黄色。初列風切の色彩は赤褐色で、白い斑紋が入る。
顔には羽毛が無く、赤い肉垂れ状の皮膚が露出する。虹彩は褐色。嘴の色彩は黄色がかった白色。後肢の色彩は青みがかった灰色。
卵は長径4.8cm、短径3.6cmで、ピンク色や淡褐色がかった白い殻で覆われる。オスは赤い肉垂れがより大型。
分類
[編集]- Lophura erythrophthalma erythrophthalma (Raffles, 1822) ウチワキジ
- Lophura erythrophthalma pyronota シマウチワキジ
生態
[編集]標高900m以下の常緑広葉樹林に生息する。
繁殖形態は卵生。3-6月に地表に巣を作り、1回に3-6回の卵を産む。抱卵期間は23-24日。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。近年はボルネオ島での発見例は少数が北西部に、スマトラ島での発見例は1か所のみに限られている。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社、2000年、60、157頁。
- 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、108、176頁。
外部リンク
[編集]- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Lophura erythrophthalma. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.