インドオオリス

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インドオオリス
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: ネズミ目 Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
: オオリス属 Ratufa
: インドオオリス R. indica
学名
Ratufa indica
(Edwards[1]1777)
和名
インドオオリス
英名
Indian giant squirrel


インドオオリス(印度大栗鼠、学名Ratufa indica)は、ネズミ目(齧歯目)リス科オオリス属に分類されるリスの一種。尾は体長と同じか、やや長く、赤焦げ茶色の体毛と首周りの白い毛が特徴的である。大きいものは頭から尻尾の先までで1メートルもあり体重は3キログラムを超え、世界最大のリスである。

生態・形態・分布など[編集]

樹上で生活する。隠れ場として樹洞を利用し、木の枝などを集めて大きな球体状の巣を作り子育てをする。 昼行性で縄張りを持つ。林冠で単独生活をしており、果物木の葉樹皮昆虫、鳥の卵等を食べる。 採食する際に枝に後足をかけぶら下がるのが特徴的な姿勢である。

人間との関係[編集]

森林伐採などで頭数が激減しており、保護の対象になっている。

ペットとして飼育されることもあるが、値段は非常に高価。

ギャラリー[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ William Henry Edwards or シデナム・エドワーズ