インク消し

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インク消し(インクけし)とは、万年筆などの筆跡を化学的に消去する文房具の一種。

ブルーブラックあるいは赤い染料インクを消す事ができ、黒いインクおよび顔料インクにはほとんどの場合対応しない。多くは1液と2液で構成されており、その順で消したい部分に塗布する。1液にはシュウ酸塩酸などが用いられ、2液には次亜塩素酸ナトリウムなどが用いられる。1液でインク酸化鉄還元し、2液で染料インク酸化させる事で無色となる。

液を塗布する度に吸取紙で余分な液を取り去るのが一般的な使用法である。また、2液で筆跡が消えても、最後に1液を塗布して紙面を引き締める事で、紙のダメージを最小限にとどめる事ができる。赤いインクを消すときは、2液、1液の順で塗布する。

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