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イソプロピルリンゴ酸
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2-イソプロピルリンゴ酸
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3-イソプロピルリンゴ酸
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3-イソプロピルリンゴ酸 2-ヒドロキシ-3-イソプロピルコハク酸
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識別情報
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PubChem
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77 (2)36 (3)
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ChemSpider
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76 (2) 35 (3)
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(2): O=C(O)C(O)(CC(=O)O)C(C)C (3): O=C(O)C(O)C(C(=O)O)C(C)C
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InChI=1S/C7H12O5/c1-4(2)7(12,6(10)11)3-5(8)9/h4,12H,3H2,1-2H3,(H,8,9)(H,10,11) Key: BITYXLXUCSKTJS-UHFFFAOYSA-N InChI=1/C7H12O5/c1-4(2)7(12,6(10)11)3-5(8)9/h4,12H,3H2,1-2H3,(H,8,9)(H,10,11) Key: BITYXLXUCSKTJS-UHFFFAOYAE InChI=1/C7H12O5/c1-3(2)4(6(9)10)5(8)7(11)12/h3-5,8H,1-2H3,(H,9,10)(H,11,12) Key: RNQHMTFBUSSBJQ-UHFFFAOYAR
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特性
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化学式
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C7H12O5
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モル質量
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176.17 g mol−1
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
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イソプロピルリンゴ酸(Isopropylmalic acid)は、ロイシンの生合成の中間体である。2-イソプロピルリンゴ酸シンターゼの作用によってオキソイソ吉草酸から合成され、3-イソプロピルリンゴ酸デヒドロゲナーゼの作用によってイソプロピル-3-オキソコハク酸に変換される。2-イソプロピルと3-イソプロピルの2つの異性体が重要であり、これらは3-イソプロピルリンゴ酸デヒドラターゼの作用により相互変換する。