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アンソニー・ヴィヴィアン (第5代ヴィヴィアン男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第5代ヴィヴィアン男爵英語版アンソニー・クレスピニー・クロード・ヴィヴィアン(Anthony Crespigny Claude Vivian, 5th Baron Vivian、1906年3月4日 - 1991年6月24日)は、イギリスのインプレサリオで、レストラン経営者である[1]。1954年にメイビス・ウィーラーに腹部を撃たれたことで世間に知られるようになった[2]

生涯

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1906年3月4日に、第4代ヴィヴィアン男爵ジョージ・クレスピニー・バラバゾン・ヴィヴィアン英語版とバーバラ・ファニングの間に生まれた[3]

1952年に、ロンドンのヨーク公劇場英語版ジョン・クレメンツ英語版と共に"The Happy Marriage"のプロデューサーを務めた[4]

1940年12月28日から1991年6月24日に亡くなるまで、貴族院議員を務めた。任期中、議会で90回の演説を行った。最初に行った演説は1967年3月13日、最後の演説は1984年4月4日だった[5]

メイヴィス・ウィーラー

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1954年、ヴィヴィアンはタブロイド紙で大きく取り上げられることになった。ヴィヴィアンは、モーティマー・ウィーラー英語版ホレス・ド・ヴィアー・コールの元妻であり、オーガスタス・ジョンの愛人だったメイヴィス・ウィーラー(Mavis Wheeler)に腹部を撃たれ、メイヴィスは6か月間投獄された[1]

公判での検察の主張によれば、メイヴィスはヴィヴィアンを熱烈に愛し、ヴィヴィアンが他の女性に注意を払うことに嫉妬していた。そして、その嫉妬が原因で、1954年7月30日、ウィルトシャーポッターン英語版にあるカントリーコテージで、メイヴィスはヴィヴィアンを殺すつもりで3インチの距離から腹部を撃ったという[6]

家族

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ヴィヴィアンは1930年3月8日にヘンリー・ジェラルド・ローレンス・オリファント大尉の娘のヴィクトリア・ルース・メアリー・ロザムンド・オリファント(Victoria Ruth Mary Rosamund Oliphant)と結婚した。1985年に死別した[3]

2人の間には以下の3人の子供がいた[3]

脚注

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  1. ^ a b “Obituary: Brigadier Lord Vivian”. The Guardian. (24 March 2004). https://www.theguardian.com/news/2004/mar/24/guardianobituaries.military 9 November 2016閲覧。 
  2. ^ “Obituary: Brigadier Lord Vivian”. The Daily Telegraph. (12 March 2004). https://www.telegraph.co.uk/news/obituaries/1456570/Brigadier-Lord-Vivian.html 9 November 2016閲覧。 
  3. ^ a b c Anthony Crespigny Claude Vivian, 5th Baron Vivian”. The Peerage. 9 November 2016閲覧。
  4. ^ John Clements Biography (1910–1988)”. Film Reference. 9 November 2016閲覧。
  5. ^ Mr Anthony Vivian”. Hansard. 17 November 2019閲覧。
  6. ^ The Pillars of the Establishment”. Marquess of Bath. 9 November 2016閲覧。
イギリスの爵位
先代
ジョージ・ヴィヴィアン英語版
ヴィヴィアン男爵英語版
1940–1991
次代
ニコラス・ヴィヴィアン英語版